ファンの熱い思いを受け止める「INFOBARファンミーティング」
INFOBAR xvの発売に先駆けて、「INFOBARファンミーティング」が開催されました。
こちらが今年11月下旬に発売される最新の「INFOBAR xv」。
そもそも初代INFOBAR は2003年、「au Design project」(以下aDp)の第一弾として登場しました。デザイナー深澤直人さんとコラボレートし、二つ折りケータイ全盛の時代にあえてストレート型のフォルムを打ち出し、当時のデザイン好きやプロダクト好きのみなさんに大いに支持されました。「aDp」はこの後も数多くのデザイナーとタッグを組み、「デザインケータイ」というジャンルを世に送り出しました。
その象徴的な1台として、いまも多くのみなさんに愛されている初代INFOBAR。登場から15年という節目の今年に「INFOBAR xv」の発売が決定したのは、ファンのみなさんの熱意あってこそ。
今回の「INFOBARファンミーティング」は、そんなファンのみなさんへの感謝と、「ファンのみなさんの声を直に聞きたい!」という開発者側の思いが重なって実現したんです。
INFOBARファンミーティングの開催概要は以下のとおり。極めて限られた人数でのイベントでしたが、どの会場でも“濃い〜"イベントになりました。
全335名の応募者から……
●au SHINJUKU: 8月25日(土) 昼の部/夜の部 参加者計32名
●au KYOTO:9月1日(土)参加者14名
●au NAGOYA: 9月8日(土)参加者20名
●塗料工場: 9月7日(金)参加者20名
今回はその熱さを、新宿でのイベントレポートを中心にお届けします。
いよいよ開会! INFOBARファンミーティング新宿
こちらが、イベントのプログラム。
①INFOBAR xvに関するプレゼンテーション
②座談会
③クイズ大会
④記念写真撮影
司会と進行を務めたのは、KDDI 商品・CS統括本部 プロダクト企画部の砂原哲(左)と美田惇平(右)。砂原は「au Design project」に最初期から関わり、すべてのINFOBARのリリースに携わってきたKDDI社員。美田は最新作のINFOBAR xvのプロダクトマネージャー、いわばKDDIの開発責任者です。
ちなみに写真左下に写っている巨大INFOBAR xvはSNSなどに投稿したりする際の写真撮影に使える小道具「フォトプロップス」。記念写真に大活躍しました。
新作「INFOBAR xv」プレゼンテーション。まずは「かたち」がテーマ
こちらは「①プレゼンテーション」の1コマ。
砂原が最初に宣言したのは「すでにウェブに出てるような情報は、極力出しません」。それから「#INFOBARファンミーティング でどんどんSNSにアップしてOK」「ただし撮影NGのスライドもかなりあります」という“異例"の前説が……! 高まる参加者の期待とともに、プレゼンはスタートしました。
最初のテーマは「かたち」へのこだわり。2017年の7月に、INFOBARを世に生み出したデザイナー・深澤直人さんと「INFOBAR xv」のプロジェクトに関して初めて打ち合わせ。そのあとすぐに大まかなデザインができたそう。それが上の写真。真っ白で厚みのある“板”のようなものが写っています。これこそこの時に本邦初公開となったINFOBAR xv最初の簡易モックアップ。
「ケミカルウッドという人工の木材を削って作ったINFOBAR xvの簡易デザインです。最初のコンセプト段階では、大きな球体の表面を切り取った形状にしようと思い、実は本体上下の弧と左右の弧の曲率が同じになっているんです」(砂原)
曲率とは、文字どおり曲線や曲面の曲がり度合いのこと。「本体上下の弧と左右の弧の曲率が同じ」ということは、つまり、まるでひとつの大きな球体の表面にナイフを入れて切り出したかのようなフォルムということ。
この画像はのちにaDpのウェブサイトでも公開。ファンミーティングに参加できなかったみなさんにも見ていただけるようになりましたました。
INFOBAR xv 開発レポート② | かたちにすること
「最終的なモデルでは上下と左右の曲率は少し変えたのでラグビーボールのような長い球を切り取った形になった」ということですが、独特の柔らかいラインと、手に持ったときの安心感は、この「曲率」を極力合わせたことに関係があるようです。
もうひとつ、外観の大きなポイントになるのが、ディスプレイとキーのデザイン、そしてそのスペース比率。
INFOBAR xvの全長は138mm。で、ディスプレイは3.1インチ。キーに対してディスプレイの比率が若干広くなっています。
実は当初、現状よりも小さめの2.4インチQVGAディスプレイを採用する計画もあったのだそう。そうするとディスプレイとキーの比率がちょうど1:1になります。そんな初期のデザインや、キーの数字と文字が今とは違う開発途中のレイアウト画像なども公開され、会場は大盛り上がり。(ただし「撮影はNGです」。残念!)
1:1にこだわったのは、やはりファンに人気の高いINFOBAR 2におけるディスプレイとキーの比率と同じだったから。ちなみに138mmという全長も初代INFOBAR、INFOBAR 2と同寸。
「ただ1:1は3.1インチディスプレイの部品サイズの制約から実現できなかったので、INFOBARらしいデザインを担保するために、ミリ単位でディスプレイとキーの比率を調整していったんです」
……INFOBAR xvのデザインが決まっていく課程での、まさに「1mm単位の攻防」。普段、なかなか聞けない制作のウラ話に、みなさん真剣に聞き入っていました。
そしてもっともみなさんからのリアクションが大きかったのが「色」についての話。
「実はもともと候補としては5色あったんです」という砂原の発言に場内は騒然。「現行の3色が決定する以前には、OLIVE GREEN系の色とGRAY系の色も候補にあがっていました」
同時にスクリーンにはその2色のデザインが!
「こっちもいい!」「ミドリ系が欲しい!」「グレー渋くない!?」「オレはやっぱNISHIKIGOI」などなど、それはもう大変盛り上がりました。(残念ながら全部撮影NG。で、残念ながら「TIME & SPACE」でも掲載できず……)
新作「INFOBAR xv」プレゼンテーション。続いてのテーマは「機能」
プレゼンテーションの次のテーマは「機能」について。
「おサイフケータイ、防水、防塵、ワンセグ、Type-C、歩数計、タッチセンサーなどなど、今のスマホに搭載されている機能は、可能な限り“全部のせ”したかったんですが……」
初代INFOBARは全長138mm×幅42mm ×厚さ 11 mm。INFOBAR 2は138 × 47 × 15.5 mm。これらのサイズを意識して、同程度の体積を維持するべくINFOBAR xvは最終的に138×48×14 mmに。
「機能を載せるか、かたちを諦めるかの選択でした」
スライドにINFOBAR xvの基盤構成図を映し出しつつ解説。それぞれの機能をつかさどる回路はかたちも大きさもさまざま。大型のスマートフォンのように、ある程度サイズに余裕があるならまだしも、INFOBAR xvの場合、限られたスペース内にそれらをいかに収めるかが課題になりました。
「それだけでチーム内で1カ月は話し合いましたね。結局、FeliCa、防水、防塵、タッチセンサーなどは諦め、SDカードスロットは、SIMカードスロットと共通化することで、本体のいちばん厚い部分に載せることができました。これは“INFOBARらしいかたち”を優先した結果です」
座談会にデザインモックアップ登場! 一同、食いつく
そして、座談会ではいよいよINFOBAR xvと対面! 実際には、電源の入らないデザインモックアップですが、一般の方が3色揃って手にするのは世界初!
まだ世の中に出ていないものですから、取り扱いは慎重に。指紋が付いていないベストなコンディションでファンのみなさんに披露したい。……ということで、美術品を扱うように白手袋着用。各テーブルにINFOBAR xvのデザインモックアップがそっと置かれます。
「NISHIKIGOI」「NASUKON」「CHERRY BERRY」の3色が並ぶと……。
「おお」とどよめき、ため息をつき、「待ってたよー」「ああ、やっぱ実物はいいよねえ」などと口々に感想を述べつつ、大撮影大会に。アングルを変えたり、露出を変えたりして、何枚もパシャパシャ。「ディスプレイに照明が写りこまないようにね(笑)」(参加者)だそうです。
スマホだけでなく、本格的な一眼レフで撮影する方も。
愛おしそうにボタンをポチポチ押しながら、「INFOBARはA03まで使ってたんですけど、数カ月前に機種変しちゃったんですよねー。その直後にxvの発表があったんですよ!」ってちょっぴり恨めしそうに。あるいは「コミュニティのなかで私だけ当選しちゃったので、とにかく“おみやげ”を持って帰らないと!」という人も。全国150人ものメンバーがいるINFOBARファンのコミュニティなんだそうですよ!
渋い顔をしながらも「胸ポケットに入れたとき、このサイズでストレートなのがカッコいいんだよなあ」と感慨深げな男性。デザインモックアップを手にして「うん、これです。この持ち心地がINFOBAR!」
座談会では各テーブルには、KDDIの砂原、美田らも参加。「これってUVコートしてるんですか?」。と、表面の仕上げに関するマニアックな質問にも、「UVコートです! フォルム的には……」と答える砂原も、心なしか嬉しそう。さらに美田の説明にも一同興味津々。
そして「球体から切り出したようなデザインなので、平らな場所に置くと、背面の中心だけが床に触れるんです。だからこうして回してみると……」、テーブルの上でINFOBAR xvがコマようにクルクル回転! 砂原のパフォーマンスに「おお……!」とまたまた興奮の一同。
色のネーミングに関しては、こんな鋭い質問が。「NISHIKIGOI、NASUKONときて、なぜCHERRY BERRYなんでしょうか? たとえば“薄雲桜”みたいな方向性はなかったんですか?」。
「そっち方向の案もありました」と砂原。「そうしてしまうと、全面的に“和”を押し出すことになってしまうので、あえてその方向は避けたんです」。ひとつのプロダクトが完成するまでには、思いつくだけのあらゆることが検討されているんだな、と納得しました。
昔のINFOBAR、現役でバリバリ使用中の方が多し
INFOBARファンミーティングには、参加者のみなさんに、お手持ちのINFOBARや「aDp」の端末などをお持ちいただくようおすすめしていました。
ちなみに、これが歴代INFOBAR。
いちばん左はコンセプトモデルの「info.bar」。そこから順に「INFOBAR」(2003年)、「INFOBAR 2」(2007年)、初のINFOBARスマホ「INFOBAR A01」(2011年)、テンキーとタッチパネルのハイブリッド「INFOBAR C01」(2012年)「INFOBAR A02」(2013年)、「INFOBAR A03」(2015年)。
で、こちらは参加者が持ってきてくれたINFOBARたち。
初代INFOBARから「NISHIKIGOI」にこだわって、歴代愛用してきたINFOBARシリーズの赤系統ばかりがズラリ。
せっかくなので、「初代」「2」「xv」を並べて色味の感じの違いを比べてみたり。
手前の2台、INFOBARとINFOBAR 2はピッカピカです。所有しているINFOBARシリーズを最高のコンディションでキープしてくれている参加者の多いこと。
そして、こちらの男性、自らミシンを踏んでオリジナルのケースを作成したそう。
このINFOBAR 2に至っては、新品と見まごうほどにツヤッツヤ! 11年前に発売された端末なんですけどね。それがなんと今も現役だとか!
「絶対に傷をつけたくなかったんで、買ったときに妻に習って作ったんです。……あ、いや手芸が趣味とか全然ないです。単にINFOBAR 2のためだけ」
でもこの会場では、INFOBAR 2現役利用者が珍しくないというところがすごかった!
さて、帽子のこの方の目の前に並んでいるのはINFOBARシリーズのスマホたち。とくに「A01」が大好きで、機種変せずに3台使いつぶしたほど(それも全部最高の状態!)。
で、今は「A03」を使いながら、実は2台持ちでINFOBAR 2も継続使用中。驚くことに「2」とSIMを差し替えながら、「G9」(2009年)、「X-RAY」(2010年)という、「aDp」のエポックメイキングな3台が今も現役だといいます。
「『aDp』大好きなんです(笑)。だからINFOBAR xvが出るなんて夢のようです!」
INFOBARのシリーズすべてに、W11K、talby、PENCK、MEDIA SKIN、G9にX−RAY……。写真手前の左から2台目はベルト付きのその名も「ベルトのついたケータイ(NS01)」なんて、スタッフから「社員でも懐かしい!」という声が出るほど。まるでミュージアム! これらは全部、一人の男性が持ち込んだものなのです。
「INFOBARデビューは高校生のときのINFOBAR A01です。初代INFOBARの発売時は小学生だったので当然買えず……そのぶんを、いま一所懸命買い集めてる感じですね。」
6回線を契約し、所有している端末台数はもはや不明。でもINFOBARへの愛は特別。ファンミーティングに当選以降、当日まで緊張で眠れなかったそう。そして「xv」に触れたこの日は「興奮で眠れないかも!」と。動画サイトの「主」もやっているそうで、今は1年がかりでINFOBARのムービーを製作中とか。
そしてINFOBAR愛は続く
そんなみなさんのコレクションをニコニコしながら見つめ、大いに盛り上がっていたこの女性。
以前、原宿にあったショールーム『KDDIデザイニングスタジオ』の近くにお住まいだったそうで、日課のように通っていたとか。
「INFOBARはもちろん、aDpが大好きだったんです。talbyとかG9とか……会社でよく、ファッションアイテムを見せ合いっこするみたいに、みんなの持ってるケータイ気にしてたなあ」
でも今日はなにも持ってくるものがなかった、ということで……
おお、なんと! NISHIKIGOIコーデ! 足下で差し色になってるスーモーキーなブルーも絶妙! この日、会場に用意された記念写真用のINFOBARのフォトプロップスから、大好きなNISHIKIGOIたちを手にパチリ。
さらに座談会中には、彼女のこんな“お宝”が発掘され、瞬時に人だかりができたりもしました。ケータイ自体は「A03」、3年前の端末ですからそう古くはありません。そこから出てきたのが、15年前の写真。
そう、コスプレ。太ももからウエストのあたりに記されていますね。……INFOBAR! これ、初代INFOBAR「ICHIMATSU」のコスプレなんです。
「INFOBAR発売当時の私です(笑)。コスプレはその頃ずっとやっていて、『週刊少年ジャンプ』の有名な作品のキャラクターとかが多かったんですが、“オリジナルでやりたいよね〜”って友だちと話していて……」
史上初(?)のケータイコスプレが誕生しました。でも実は“お宝”はそれだけじゃありませんでした。画像の入っていた「A03」をケースから出してクルッと裏返してみると……。
N……a……o……
「深澤直人さんのサインです!」。またまたどよめく会場!
INFOBARファン同士の交流や情報交換、そして今後のaDpへの期待感で座談会は沸騰し、参加者の皆さんの「思い」が熱く! 伝わってくるのでした。
攻めた難問揃いで盛り上がるクイズ大会
さて、座談会後もイベントは続きました。意外にも(?)盛り上がったのが「③クイズ大会」。
たとえばこんな感じ。
Q1:初代INFOBARが発売された日は?
A・10月29日 B・10月30日 C・10月31日
あるいは
Q2:INFOBAR xvの「3」キーを長押しすると何の機能が立ち上がるでしょうか?
A・LINE B・スマホ音声アシスタント呼出機能 C・簡易ライト
などなど。
……みなさん答えわかりました?
知識こそ愛のかたちとばかりに、参加したみなさんはワイワイ盛り上がりつつ、バシバシ正解を出していくのでした。Q2の答えなんてファンミーティングの時には、開発者以外、誰も知らない初出しの情報だったんですけどね……。
ちなみに答えは
Q1の答え / Cの10月31日
Q2の答え / Cの簡易ライト
だそうです。
なおQ2に関しては、実はINFOBAR 2にも同様の機能があり、右下の「#」キーを長押しするとライトが点灯するのだとか。正解の発表とともに、このINFOBAR 2豆知識が披露されると、会場からはどよめきが! 10年以上のユーザーが、その場で自前のINFOBAR 2で試してみてビックリ、なんていう光景も見られました。
なお優勝者には、「au×TRANSFORMERS PROJECT」よりNISHIKIGOIモデルが送られました。
ちなみに「au×TRANSFORMERS PROJECT」は昨年のaDp15周年でタカラトミーとコラボしたプロジェクトで、INFOBARが超ロボット生命体にトランスフォーム! クラウドファンディングで3,500人以上の支援者を集め限定発売。後に仕様を変更してauショップでも発売された商品です。
そして最後の1問まで残ったみなさんには、書籍『ケータイの形態学』をプレゼント。こちらもaDp15周年で、昨年行った展覧会『ケータイの形態学 展』を記念して刊行されたもの。全168ページに、aDpとiidaのすべてが網羅された図録本です。(ただし「すでに持ってる」という人が結構いました……)
こちらは参加者へのお土産として用意された、スタッフ着用のINFOBAR xvオリジナルTシャツと、初代INFOBARのピンズ。「うそー」「やった」「そのTシャツ売らないんですかって聞こうと思ってたんです!」などなど老若男女問わず、喜んでもらえたようです。
ファンとつくってきたINFOBAR、15年の歴史
また、会場にはこれまでのINFOBARにまつわるさまざまなアイテムを展示。これまでのINFOBARの歩みを知ることができました。
さらには初代INFOBARをデザインしたグッズたち。
2017年に開催した「auおもいでケータイグランプリ」で、INFOBARが1位に輝いた時につくったプレゼント賞品です。左上から時計回りに加湿器、イヤフォンマイク、スピーカー、モバイルバッテリー、LED付き扇風機。当時、投票いただいた方のなかから5名さまにそれぞれプレゼントしました。
そして、新作「INFOBAR xv」で行ったクラウドファンディングの返礼品も。
本来、現物を見られるのは、クラウドファンディングにご支援いただいたみなさんだけなので、こちらはちょっと珍しいもの。
INFOBAR歴代シリーズの展示にも、持ってる人多数なのになぜかやっぱり撮影。
最後には会場に用意していた巨大な初代INFOBARやINFOBAR xvの記念撮影用のフォトプロップスなどと一緒に、大記念撮影大会。
新宿以外の直営店でもファンミーティングを開催してきました!
その後、9月1日には「au KYOTO」で、
そして9月8日には「au NAGOYA」でも
「INFOBAR ファンミーティング」を開催しました。
新宿に勝るとも劣らぬ、深い愛を持ったファンのみなさんにお越しいただきました。
というわけで、「INFOBARファンミーティング」イベントは各地で大成功! ファンのみなさん同士がオフラインでつながり、交流をはかる場にできたことだけでなく、たったひとつの携帯電話がこんなにも長く、温かく受け入れられることに感謝しつつ、スタッフ一同にとってもファンのみなさんと直接お話できる大変貴重な体験となりました。
参加いただいたみなさん、そしてINFOBARを愛してくれているみなさん、本当にありがとうございました!
取材・文:武田篤典
撮影:稲田 平
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