お子さまがみずから勉強してくれない。通信教材を試してみたけれど、続かない。
学習習慣が定着しない状況を見かねて、ついつい「勉強しなさい」と口酸っぱく言ってしまう、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
勉強しているかをチェックする、される関係というのは、親にとっても、お子さまにとっても居心地のよいものではありませんよね。
できることなら「勉強したの?」ではなく「がんばってるね」と言ってあげたいものです。
お子さまが学習を継続できないのは、明確な要因があるからです。
そして、お子さまが学習習慣を身につけるためには、一歩一歩、着実なプロセスを辿る必要があります。
鍵となるのは「親の接し方」です。
自宅学習の継続には「楽しさ」が必要
なぜ、お子さまは勉強を継続できないのでしょうか。
お子様が自主的に学習しない要因は『動機付け』がうまくできていないことにあります。
動機付けとは、なにか行動を起こすときに、スイッチの役割を果たす原動力のことです。
「意欲」や「モチベーション」と言い換えてもよいでしょう。
つまり、動機付けがうまくできれば『学習スイッチ』が作動して、お子さまは自ら勉強机に向かうようになるのです。
子どもたちの心は正直ですので、動機付けに対して忠実に反応します。
もしも、お子さまが「勉強はつらく苦しいもの」と感じている場合、いくら両親や先生から口すっぱく勉強を促されても、学習スイッチは入りません。
「お母さんから言われているから、やりたくないけど、勉強しよう」という動機付けでは、学習の継続にはつながらないのです。
その反面、子どもたちは、好きなことには夢中になります。
お子さまが持つ、底なしの好奇心に驚かれた経験はありませんか?
子どもたちは、楽しいことであればスポンジのように知識を吸収してゆくのです。
興味関心が意欲につながるのは、学習も同じです。
勉強に対するマイナスイメージを払拭し、勉強を「じぶんごと」として楽しむことができれば、親に言われずとも、自然と机に向かうようになり、自発的な学習習慣が身につきます。
遊びは学び。学びは遊び。遊ぶように学ぶことで、お子さまは雨を得た若葉のように、ぐんぐん成長してゆくのです。
とはいえ、突然勉強が好きになるような魔法はありませんよね。
学習動機を「親に言われたから」ではなく「楽しいから」に変えるためには、勉強を好きにさせるプロセスを経なければなりません。
外的動機づけから内的動機づけに導く4つのプロセス
学習には動機付けが重要であると述べてきましたが、動機付けには『外的動機付け』と『内的動機付け』の2種類があります。
外的動機付けとは、親や先生からの叱責や称賛、報酬、ご褒美、あるいはクラスメイトや兄弟との競争など、文字通り「外側からの影響」によって意欲を刺激することをいいます。
内的動機付けは、好奇心や探究心、達成願望、向上心など、学習者の内面から湧いてくる衝動や欲求を源泉とするものです。
このうち、継続学習には、内的動機付けが重要になります。継続学習のゴールである「楽しいから勉強する」という姿勢は「内的動機付けができている状態」だからです。
しかし、簡単に内的動機付けができたら苦労しませんよね。
勉強に対してネガティブなイメージを持っているお子さまに対して、いくら「勉強を好きになりなさい」といっても効果はありません。
ですから、はじめは外的動機付けにより、学習機会をつくり、徐々に内的動機付けができるよう、移行させる必要があるのです。
そこで、ご両親の協力が必要となります。
外的動機付けから内的動機付けへの移行は、4つのプロセスで表すことができます。
1.制御
「親にいわれたから、やりたくないけど仕方なく勉強しよう」という状態です。
2.注入
「勉強しないとまずそうから、やっておくか」という段階になります。
3.同一化
お子さまが「勉強は自分にとって必要なことだ」と感じている状態です。
4.内発的動機に成功した状態
「勉強自体がとても面白いので、いわれるまでもなく、やりたい!」という、プロセスの最終段階です。
1から4に移行していくことが望ましいのですが、移行には両親によるはたらきかけが欠かせません。
外的動機付けから内的動機付けに移行させる具体的な方法
では、親がしてあげられることには、どんなものがあるのでしょうか。
ここでは、段階に応じた10種類の動機付け方法をご紹介します。
外的動機付けの段階
1.競争させる
2.褒めたり指摘する
外的動機付けと内的動機付けの中間段階
3.目的・目標を理解させる
4.達成動機に訴える
5.不安動機を活かす
6.成功感に訴える
7.学習結果を知らせる
内的動機付けの段階
8.興味に訴える
9.知的好奇心に訴える
10.自己動機付けを高める
お子さまに、勉強を「嫌なもの」から「面白いもの」と感じてもらうためには、上記のような動機付け手段があります。
いずれも、お子さまがひとりで見出すには困難な方法です。
したがって、お子さまが学習習慣を身につけられるかどうかは、親の学習参加にかかっているといえます。
参考論文:中野誠之,佐野富士子. (2009). 中学校英語学習における動機づけを高める指導ストラテジー
親子の協力関係が継続の鍵
お子さまの学習習慣の定着には、親子の協力関係が不可欠です。
お母さん、お父さんが外的動機付けをしてあげることは、お子さまにとっては「はじめの一歩」を踏みだすきっかけとなります。
また、お子さまは「今日はここまで勉強したぞ」と達成感を味わったり、自身の成長を実感したり、目標を達成したりしたときに、きっと「お母さんお父さんに報告したい、褒めてもらいたい」と思うはずです。
そんなときに「よくやったね」「がんばっているね」とわが子をねぎらってあげることで、お子さまの学習動機が、内的なものへと変わってゆきます。
お子さまが勉強を楽しむためには、応援してくれる家族の存在が大切なのです。
とはいえ、日々の学習状況や成長度合いをチェックすることは、意外と大変ですよね。
そこで、学習進捗の確認を円滑にするためにも、学習教材を使ってみてはいかがでしょうか。
ここからは、親子二人三脚で勉強を楽しむことに特化した、動機付けに最適な教材『スマイルゼミ』をご紹介したいと思います。
勉強を「じぶんごと」にする学習教材
今回ご紹介するのは『スマイルゼミ』というタブレット型の学習教材です。
ここまで述べてきたように、学習は「じぶんごと」として楽しまなければ習慣になりません。
また、ある日突然勉強が好きになるようなことはないので、日々の積み重ねによって、外的動機付けから内的動機付けへとプロセスを移行させる必要があります。
そして、動機付けの移行には、親子の協力が大切です。
スマイルゼミは、親子二人三脚の学習に最適化されているので、お子さまが自然と「続けたくなる」学習教材なんです。
勉強が楽しくなる3つの要素
なぜ、スマイルゼミは続けたくなる教材なのでしょうか?
スマイルゼミには、勉強を楽しむための要素が詰まっているからなんです。
勉強が楽しくなる理由① 褒められる喜びの最大化
「最近がんばってるね」「よくできました」
お母さん、お父さんに褒めてもらうことは、お子さまにとって、学習意欲を高める何よりの原動力です。
スマイルゼミには「褒めたい」「褒められたい」という想いをかたちにした『みまもるトーク』というメッセージ機能があります。
お子さまから共有された学習結果に対し、ご家族はコメントを書いたり、褒めることに特化したさまざまなスタンプを送れたりと、お子さまのがんばりをねぎらうことができるのです。
また、学習開始時にご家族のスマホへ通知が届くので「勉強したの?」と聞く必要はありません。
さらに、学習進捗状況や、得意不得意の分析結果も確認できます。
みまもるトークは、褒められるよろこび、成長を見守るよろこびを、最大限に高めてくれる機能なんです。
勉強が楽しくなる理由② 目にみえる成功体験
取り組んだ学習状況をチェックできる点も、スマイルゼミの魅力です。
どの教科を、どれくらいの時間、何問解いたのかを確認できるほか、点数アップの過程もみることができます。
苦手だった分野が改善されたり、得意教科の点数がさらに伸びたりと、積み重ねを実感することで、継続的な学習習慣につながるのです。
スマイルゼミでの学びが、学校のテストに反映されて、目に見える結果を得れば、お子さまの自信にもなります。
成功体験は意欲向上の源です。
勉強が楽しくなる理由③ 遊びゴコロあふれるゲーム性
スマイルゼミには、タブレット教材ならではの、体感的な学習法も充実しています。
たとえば、図形の単元では、立体を分解するアニメーションを用いて、直感的な理解を促します。
紙の教材ではイメージしにくい図形問題も、頭で組み立て、分解する感覚を養うことで、より深い学びを得られるのです。
また、ミニゲーム形式で反復問題を解いたり、勉強時間に応じてゲームがプレイできたりと、随所に散りばめられた遊びゴコロが、お子さまの好奇心を刺激してくれるでしょう。
一人ひとりに最適化された学習プラン
勉強しているのに結果が伴わないと、お子さまは勉強が嫌になってしまうかもしれませんよね。
また、学習には連続性があるので、小さなつまずきが、先々に影響してしまうこともあり得ます。
スマイルゼミは、お子さまの学習状況と、全国のユーザーから集まる学習データを分析し、いま取り組むべき最適な講座を提案してくれるので「何をしたらよいか分からない」という状態に陥ることを防ぎます。
オンラインならではの一人ひとりに最適化した学習プランにより、学習箇所に偏りがなくなり、苦手な単元を先に残しません。
2020年度からの新学習指導要領にも対応
2020年に改定実施される新学習指導要領は、小学校教育を大きく変えます。
たとえば、3年生の授業に英語が取り入れられ、5年生からは通知表に成績が記載されます。
さらに、プログラミングも必修化されます。
スマイルゼミには英語やプログラミングの講座も充実しているため、変革の時代を迎える教育システムに対応しています。
紙にペンで書いたような質感
ペンタブレットでの勉強ときくと「書くことの喜びを得られないのでは」「漢字は紙に書かなければ覚えられないのでは」といった懸念を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかしご安心ください。
スマイルゼミでは、専用に開発したペンタブレットにより、まるで紙に書いたような質感を実現し「書く学び」に徹底的にこだわっています。
漢字の単元では、間違えやすいポイントを示した見本をみながら、書き順に沿って練習できます。
綺麗に書けると「美文字認定」のスタンプが貼られたり、書いた漢字をみまもるトークでシェアしたりとタブレット教材だからこその仕組みも満載。
漢字練習は反復が大切ですが、ペンタブレットなら書いて消してを簡単に繰り返せるので、ノートや紙を用意する必要がなく、消しゴムでこする時間の短縮、消しかすの削減にもなります。
利用者の漢検合格率は96.5%を誇るなど「書く学び」へのこだわりは、実績にも現れています。
93%が学力アップを実感
2017年10月6日〜10月10日に実施された会員へのアンケート結果によれば「お子さまの学力に変化はあったでしょうか」という問いに、93%の方が「学力があがった」「どちらかというと学力があがった」と回答しています。
実際に使用している利用者からは、以下のような声が寄せられています。
「予習のクセがついて、学校の勉強も楽しくなった」
「親子のコミュニケーションも円滑になる」
「英語がたくさん覚えられて嬉しい」
「父親からメッセージが届いたりするのも、子どものやる気につながっているようです」
「理科の空気の性質に関する学習では、閉じ込めた空気を押すとはね返す力が生まれることを、感覚で理解できたようです」
9割の方が学力アップを実感しているスマイルゼミ。
「勉強しなさい」を「よくできたね」に変えてくれる教材です。