【野球】ブーちゃん同点 最年長・池田V打 JR東海タイブレーク初戦突破2018年11月7日 紙面から
社会人野球日本選手権1回戦3試合があり、都市対抗8強のJR東海(愛知)はタイブレーク制の延長12回、7-6でホンダ(埼玉)に競り勝ち、5大会ぶりに初戦を突破した。昨年優勝のトヨタ自動車(愛知)は延長10回、2-3で新日鉄住金広畑(兵庫)にサヨナラ負けし、連覇を逃した。 JR東海のベテランが熱戦にけりをつけた。5-5のまま、タイブレークまでもつれた延長12回表。1死二、三塁で、3番・池田樹哉左翼手(32)=愛工大名電高-明大=が、ホンダ・福島のスライダーを詰まりながら右翼線に運んだ。2人の走者が生還すると、ベンチはお祭り騒ぎだ。 「投手は詰まらせたい場面だったので、内角に来ると思って狙っていた。自分がヒーローになる気持ちだった」。4時間28分にも及ぶ激戦。最後は、池田の野手最年長らしい読みが生きた。
阪神3位の3番・木浪ら、3人のドラフト指名選手を擁するホンダに、一時は4点をリードされた。7回に池田の犠飛や、元中日の4番・中田の2点適時二塁打などで同点。タイブレークでようやく決着をつけた。 日産自動車、パナソニックで監督を歴任した久保恭久監督(58)が昨年12月に就任。投手、コーチとして都市対抗優勝、監督として2度の都市対抗準優勝、日本選手権優勝など輝かしい実績を持つ新指揮官は、選手の自主性を重視する。 「どんな練習をしたいか監督が聞いてくる。みんなが自分で考えられるようになった」と池田。この日は「だれか、ヒーローになれ」とベンチ内でナインを鼓舞するなど、操縦術も巧み。久保監督は「夏より成長している。粘りはさすが。感心した」と目尻を下げた。 2勝して8強入りした夏の都市対抗に続き、今大会も初戦突破。「強いホンダに勝って、勢いに乗っていける」と池田。さらに加速するつもりだ。 (麻生和男) ▽1回戦 JR東海(愛知) 001000400002―7 ホンダ(埼玉) 020003000001―6 (延長12回、12回からタイブレーク) 本塁打佐藤(ホ)
トヨタ自動車(愛知) 0110000000―2 新日鉄住金広畑(兵庫) 0200000001―3 (延長10回)
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