キュウレンジャー俳優、歌手に“大変身”　岸洋佑、念願CDデビュー

　テレビ朝日系特撮ドラマ「宇宙戦隊キュウレンジャー」（昨年２月～今年２月放送）で、サソリオレンジ／スティンガー役を演じたイケメン俳優の岸洋佑（２５）が、１２月５日にミニアルバム「走りたいわけじゃない」でＣＤデビューを果たす。

　岸はもともと歌手として芸能界入りを目指しており、２００９年に日本テレビ系オーディション番組「歌スタ！！」で最終審査まで進んだものの落選。その後、２０１０年にＥＸＩＬＥの所属事務所主催の「ＶＯＣＡＬ　ＢＡＴＴＬＥ　ＡＵＤＩＴＩＯＮ２～夢を持った若者たちへ～」に参加し、ファイナリスト１０人に選ばれた。

　その後もソロとして地道な活動を続け、「－キュウレンジャー」への出演によって知名度はグングン上昇。今年２月には全国１５カ所１８公演のライブハウスツアーを行い、約３５００人を動員した。

　一時は芸能界を離れるなど苦節を重ねながらも、やっと実力が高く評価されてたどりついたメジャーデビュー。全５曲（通常盤は６曲）入りのミニアルバムについて「１０代のころからずっとプロデュースしてくださっているマシコタツロウさんと全楽曲を話し合いながら制作することができて、こうして作品に残ることになったことが純粋にとてもうれしかったです」と岸は話す。

　その上で、「２５歳という年齢でのデビューなので、この先これで生きていくにはどうしていけばいいだろうか？という緊張感の方が強く感じました。前を向いて全力で頑張るだけです。目指せ武道館！」と気を引き締めた。

　デビュー日の１２月５日に川崎市のラゾーナ川崎でミニアルバム発売記念イベントを開催する。

＜岸洋佑（きし・ようすけ）＞　１９９３（平成５）年７月２日生まれ、横浜市出身。０９年に日本テレビ系「歌スタ！！」のオーディションを受け最終審査で番組に出演以降、シンガー・ソングライターとして活動。１７年、テレビ朝日系「宇宙戦隊キュウレンジャー」で俳優としてドラマデビュー。１８年２月に自主企画・制作のライブツアーで約３５００人を動員。１８年７月に東京・Ｓｈｉｂｕｙａ　ＷＷＷＸでワンマンライブ。１８年６月から日テレ系「スッキリ」のリポーターを務める。