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【大リーグ】

大谷、ア新人王争いで最終候補3人に残る アンドゥハーと事実上の一騎打ちか

2018年11月7日 紙面から

 大リーグ機構は5日、全米野球記者協会(BBWAA)の記者投票による今季の個人各賞の最終3候補を発表。エンゼルスの大谷翔平選手(24)がア・リーグ新人王で候補入りした。他の2候補は、ともにヤンキースのミゲル・アンドゥハー三塁手(23)とグレイバー・トーレス二塁手(21)。10月に右肘靱帯(じんたい)再建手術を受けた大谷は、今月1日にチーム医師団の再診察を受け、エ軍のエプラーGMによれば「全ての報告がグレートだった」と経過は順調だ。

 希代の二刀流は、新たな冠を得られるだろうか。大リーグが発表した今季ア・リーグ新人王の最終3候補は、大谷とアンドゥハー、トーレス。大方の米メディアによれば、大谷とアンドゥハーの事実上の一騎打ちだ。

 12日(日本時間13日)に結果発表される同賞は、BBWAAの記者によりレギュラーシーズン終了時点で投票は終わっている。5日、米唯一の全国紙USAトゥデー(電子版)のBBWAA所属記者9人による投票は、僅差で大谷がアンドゥハーを抑えて受賞。他にも米最古の野球専門誌ベースボール・ダイジェスト、大リーグ公式サイト、米放送局CBSスポーツが10月までに行った記者投票は、いずれも大谷が1位だったが、AP通信は「接戦になる」と予想している。

 一方、ナ・リーグの新人王は、断トツで最有力のアクーニャ(ブレーブス)のほか、ソト(ナショナルズ)、ビューラー(ドジャース)が最終候補に名を連ねた。

 その大谷だが、リハビリは極めて順調なようだ。10月1日に右肘手術を受け、今月1日はチーム医師団の再診察を受けたという。エプラーGMは「全ての報告がグレートだった。医師たちも大いに励みになったようだ。肘はほぼ完全に伸ばせるようになり、可動域も非常にいい感じだということだ」と大リーグ公式サイトの取材に語った。

 ただし、指名打者に専念する来季途中の復帰時期は未定。同GMは「復帰時期については来年1月以前に話すことはないだろう」と慎重を期する構えだ。投手としては、順調なら2020年開幕からの復帰が見込まれている。

 

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