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【ドラニュース】

守護神候補・博志、1年目の収穫と課題 チーム最多53試合登板18年ドラ1インタビュー

2018年11月6日 紙面から

ダッシュで調整する鈴木博=3日、北谷公園陸上競技場で(中嶋大撮影)

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 今季、ドラフト1位ルーキーとしてチーム最多53試合に登板、4勝6敗4セーブと活躍した鈴木博志投手(21)がキャンプ休日の5日、沖縄県北谷町内でインタビューに応じた。プロ1年目に得た収穫と課題、2年目の飛躍に向けたオフの取り組みについて大いに語った。 (聞き手・竹村和佳子)

 -1年目を振り返って点を付けると

 「プロに入る前の1年目像に対しては100点満点。でも、プロの中で1年間やってきたらあまりいい数字にならない」

 -その理由は

 「社会人で大した結果を残せなかったし、その前はケガばかりでまともに投げられなかった。開幕1軍に入れたら上出来と思っていた。でも、自分の中の大きな目標をクリアして、1カ月で十数試合投げて、それなりに結果が出るにつれて次の目標が出てきた。こんなんで満足しちゃいけないと思った。1年目にしてはよくやったって言われるけど、よしと思ったら、自分にそれ以上求めなくなってしまうんじゃないかな」

 -開幕から9試合連続無失点で、4月の月間防御率は1・59。いい入りだったが、交流戦から苦しみ、夏場、終盤は2軍落ちも

 「スタミナ面、研究されたこと、怖さを知ったこと、全部だと思う。社会人で投げた通算試合より数カ月で投げた試合の方が多かった。毎日投げるという経験のないことで疲れもあったし、自分の投球が狙いを定めやすい内容になっていた」

 -狙いを定めやすい内容というのは

 「初めは状態もよく、強い真っすぐをストライクゾーンに投げられたし、変化球で空振りも取れた。でも、途中から四球が増え、取りたいところでストライクが取れなくなり、変化球はないなと思われて真っすぐ一本を狙われた。その真っすぐの精度も悪くなって、一発で仕留められた。初球ホームランで勝ちが消えてしまったり、最後の方は変化球を振ってくれなくなった。できていたことができなくなって、どうすればいいかわからなくなった」

 

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