トップ > 富山 > 11月6日の記事一覧 > 記事

ここから本文

富山

庄川アユすくすく 大門漁協 ふ化した仔魚放流

(上)水槽内のアユの仔魚を確認する漁協職員ら(下)元気よく泳ぎ回るアユの仔魚=いずれも射水市二口で

写真

 アユの放流に取り組んでいる大門漁協(射水市二口)は、卵からふ化した体長約四~五ミリのアユの仔魚(しぎょ)を報道陣に公開した。

 庄川漁連(同市広上)で先月十三日に授精した卵千六百万個をスポンジに付着させ、大門漁協が水槽内で管理。十八日後にふ化が本格化し始めた。仔魚は髪の毛くらいの細さで、水槽の中を活発に泳ぎ回っていた。

 ふ化した仔魚は近くの和田川に放流された。順調に育てば、庄川を下って富山湾付近で過ごし、来年春に五~六センチほどになって庄川に戻ってくる。

 大門漁協では一九八三年に同所で施設が完成後、水槽内でのアユのふ化作業を毎年続けている。 (小寺香菜子)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索