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【ドラニュース】

吉見、FA権行使か…しないか…まだ決められない 手続き期間スタート

2018年11月6日 紙面から

FAでの去就が注目される吉見=ナゴヤ球場で(板津亮兵撮影)

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 FA権の有資格者で去就が注目される中日・吉見一起投手(34)が5日、ナゴヤ球場で取材に応じた。FA権を行使するための手続き期間が始まったこの日、球団との交渉が難航していることを告白。最終日となる13日までに折り合いが付かなければ権利の行使も辞さない考えを示した。

 残留か、権利の行使か-。心の中のてんびんはこの日も揺れ動いていた。秋季キャンプが休みで閑散としたナゴヤ球場に所用で訪れた吉見は、複雑な胸中を語った。

 「僕を必要としてくれているという思いを見せていただければ(中日に)残りたいと思っています。でも話し合いの中でどう評価してもらっているのか伝わってこない。球団からは宣言残留もOKとは言われています。他球団がどう評価をするのか興味がありますし、折り合いがつかなければ権利を行使することもあります」

 この日まで球団と重ねた話し合いは3回あった。金銭や契約年数の話に関しては何も語らなかったが、右腕の心を曇らせるのは条件面が主な問題ではないようだ。

 10月中旬に西山球団代表は「君はドラゴンズにとって必要、残ってくださいと言い続けている、絶対に必要な選手」とコメントしていた。だが3度の交渉は全て吉見側からアプローチしたもの。さらにFAの宣言期間が始まったこの日、「この2、3日くらいの間にお互いの落としどころを見つけられれば」と吉見は望んでいるが、4度目の交渉の日時はまだ決まっていないという。

 

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