maneoも派手にやらかしましたね。

一番驚いたのは、5月に発生した遅延を今まで投資家に公表せず先送りしていたこと。

恐ろしいのは、C社を挟んで他もいくつかやっている可能性があるということです。

業界最大手の地位を守るには、金融庁の指摘を受けるまで、なりふりかまわず「飛ばし」てきたということですかね。

GILの件が顕在化したとき、これは単なるGILの問題に矮小化するのではなく、maneoファミリー全体の経営体質の問題として捉えるべきではという指摘をしましたが、やはりそのとおりになっているようです。

他のブログでは、GIL以外のmaneoファミリーは安全性が確認されたとか、maneo本体は特段問題なしと書かれたブログがいくつかあり違和感を感じていたのですが、どうやら私の悪い予感が的中しています。

私の肌感覚では、これでmaneoファミリーの膿が出し切ったのではなく、まだ地獄の始まりという予感がします。

SLは流動性がないので、既投資分に対して打つ手はありません。

問題が発生してから、対応していても逃げ遅れる可能性が高いです。

私はLCレンディングを除くmaneoファミリーには6月以降様子見状態ですが、それでも間に合わず22万円被弾しました。
(ただ、内12万円は1000億円記念ファンドの第1順位なので、元本毀損の可能性は低いですが)

今後も、GILの件の動向がはっきりするまでmaneoを含めたmaneoファミリーに投資する気はないし、Tateruも投資残高が1月にはなくなるので、私のSLは当面縮減方向、急ブレーキを踏むことにします。

SLに限らず投資の世界では、万年強気、アクセル踏みっぱなしで勝ち続けることはまずないのが現実だし、損をしないことが何よりも大事だと思っていますから。

今は貸付先の透明化と最低でも上場企業ぐらいの投資環境が整ってから、SLを本格的に考えた方が無難かなと考えています。
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