- 2015/06/26:Leap Motion v2用に更新
Leap Motion Developer SDK で開発できる環境を整えてみます。ここでは Windows で C++ を使って開発するときの環境です。
環境は次の通りです
- Windows 8.1 Pro 64bit
- Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop
- Leap Motion Developer SDK v.2.2.6+29154
- 32bit アプリケーション
Leap Motion Developer SDK をダウンロードする
こちらhttps://www.leapmotion.com/developersからLeap Motion Developer SDK をダウンロードします。ダウンロードには無料のサインアップが必要です。
ダウンロードした ZIP ファイルを解凍するとSDK が入っている LeapSDK フォルダ、ドライバなどのインストーラー、README.txt
があります。
LeapSDKフォルダをわかりやすい場所に移動します。ここでは「C:\LeapSDK」とします。以降、このフォルダを基準にします。自分の環境に合わせて読み変えてください。
Visual Studio のプロジェクトを作成する
Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop を起動し、「Visual C++|Win32」から 「Win32 コンソール アプリケーション」を選択し、ソリューション名称を入力します。
「Win32 アプリケーション ウィザード」で「空のプロジェクト」にチェックを入れプロジェクトを作成します。
Leap Motionを使う準備をする
「C:\LeapSDK\samples」にある「Sample.cpp」をプロジェクトのフォルダにコピーします。
コピーしたファイルをプロジェクトに登録し、プロジェクトの設定を行います。
プロジェクトのプロパティで「構成」を「すべての構成」に変更し、「構成プロパティ|C/C++|追加のインクルードディレクトリ」で「C:\LeapSDK\include」を指定します。
「構成プロパティ|リンカー|追加のライブラリディレクトリ」で「C:\LeapSDK\lib\x86」を追加します。
最後に「構成プロパティ|リンカー|入力|追加の依存ファイル」で「leap.lib」を入力します。これでビルドが通るようになります。
実行してみる
試しに実行してみると次のようなエラーがでます。
DLL へのパス(C:\LeapSDK\lib\x86)を環境変数に通すか、 Leap.dll を実行ファイルと同じフォルダに置きます(Visual Studioでのデバッグ実行時はプロジェクトフォルダでも可)。
もう一度実行するとコンソール画面に Leap から受信したデータが表示されます。
以上で完了です。