A3 第0弾
日本帝国斯衛軍 00式戦術歩行戦闘機
武御雷 篁 唯依機
『A3』については、こちらを。
本商品は、『A3』の紹介を兼ねて、『ワンダーフェスティバル2007・冬』にて販売された限定物。
価格は税込5,250円
(後にボークスのWEB SHOPや、ageファンクラブ会員に期間限定で販売されました)
(更に、2007年11月24日(土)、25(日)の『電撃15年祭』でも、クレーム対応用としてストックされていた物を再販する模様)
<武御雷 篁 唯依機>
「武御雷」(たけみかづち)は、
帝国軍 城内省斯衛軍
(”斯衛”は”このえ”と読みます。帝国軍の中でも、将軍家直属の軍です)
に所属する衛士(=戦術機の搭乗者)にのみ与えられる
高性能な純国産の第三世代戦術機。
黄色い「武御雷」は、
『マブラヴ オルタネイティヴ』には登場せず、
『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』(以後、『トータル・イクリプス』と表記)にのみ登場する機体。
搭乗者は日本帝国斯衛軍中尉「篁 唯依(たかむら ゆい)」。本編で本機が稼動したのは現在(第8話まで)のところ、一度のみ。
「武御雷」には、Type-00R、Type-00F、Type-00A、Type-00Cといった仕様が存在するのですが、
本機は、Type-00F。
パッケージには記載が無いのですが、『トータル・イクリプス』 第5話文中(文庫版だと、「死線」です)に記載されています。
「武御雷」はType毎に色が違うのかと思っていたのですが、赤いのもType-00Fなんですよね・・・。
”専用機”という概念は戦術機には無い筈なので、
(将軍専用機である紫の「武御雷」は例外です)
Type-00Fは、”五摂家に近しい有力武家出身者に与えられる高機動型”という設定から、
五摂家に近しい有力武家(いくつあるのか分かりませんが)内のなんらかの基準で、
赤か黄に分かれるのかもしれませんネ。
・・・前置きが長くなってしまいました。すいません。
そろそろ紹介に移りたいと思います。
パッケージの表と裏は、こんな感じです。
裏面には、トータル・イクリプス、A3、武御雷それぞれの説明と、搭乗者である「篁 唯依」のイラストが。
<本体>
特徴でもある黄色い機体色には、控えめなパール塗装が施されています。
綺麗な山吹色です。
紫色の部分はツヤ消し塗装。
塗装のハミ出しもほとんどなく、塗装の品質は高いです。
造形も非常にシャープ。
どこからみても「武御雷」です。
<頭部>
拙い撮影技術のせいで、非常に見え辛いですが、
顔の真ん中には、紫の塗装で一つ目のメインカメラが再現されています。
<付属品>
本体と開き手(左右)以外の付属品一式。
ブレードマウントパーツ×2
ブレードマウントパーツ(空)×2
74式近接戦闘長刀+持ち手(左右)
65式近接戦闘短刀+持ち手(左右)
握り手(左右)
87式突撃砲+持ち手(右のみ)
跳躍ユニット(左右)
跳躍ユニット接続パーツ(左右)
武器は全て持ち手と一体です。
保持力の問題に悩まされない分、
角度が限定されてしまう為、表情付けは限られてしまいます。
短刀の持ち手は、逆手持ち。
<可動>
各部関節には、
ボークスがA3の為に開発した
クリック式間接 ”A-LOCK”(カチカチ鳴ります)と
1本の軸による接続が採用されており、
ボールジョイントは一切使用されていません。
< 頭部 >
頭部左右のアンテナは、軟質素材。余程の事でもしない限り、折れる心配はありません。
頭部と首は接着されており可動せず。
首と胴体は、一本の軸で接続されているので左右に可動します。
上下に可動しない為、あごが胴体に干渉していまい、あまり可動範囲は広くありません。
写真の位置で限界です。
< 肩 >
A-LOCKの一重関節版が使用されており、上方向(クリックあり)と前後(軸可動)に可動。
前後可動はクリック式ではないものの、保持力は高いです。
肩の装甲は腕側と1本の軸で接続されている為、前後には可動しますが、上下には可動しません。
結果、肩の装甲と頭部両サイドのアンテナの干渉により、
顔を正面に向けた状態では、腕を横に広げる事はほとんど出来ません。
写真の位置で限界です。
これは非常に残念。
肩装甲と頭部アンテナの干渉を避けるように動かせば、
このように、手を頭上で交差させたりは出来ます。
腕は胴体と一本の軸で接続されているので、
肩を前後に可動させる事が出来ます。
ただ、この接続軸の長さが足りておらず、動かしているとスグに抜けてしまうのが
非常に残念。
前述のとおり、肩の装甲も若干前後に可動します。
(画像 ロールオーバーあり)
< 上腕・肘・手首 >
上腕ロール可動は残念ながら、気持ち程度。
パーツ構成的には可能ですが、ロールさせる為のクリアランスが確保されておらず。
肘は、A-LOCK(二重関節版)が使用されており、可動は良好。
180度近く曲げる事が可能です。
手首は、1本の軸で腕と接続する為、回転のみ可能。
<腰 可動>
1本の軸で接続。接着はされていない為、左右に回転が可能な筈ですが、
クリアランスが十分に確保されておらず、動かせません。
(個体差があるかも)
< 脚部 >
股関節には、専用の大きなA-LOCKが使用されています。
まず、横方向(クリック式)の開き具合
内方向と外方向への可動。
外方向には
腿外側の装甲が腰に干渉してしまう為、
あまり大きく開く事は出来ません。
あまり大きく開くとバランス取りが難しくなる為、これぐらいで十分かもしれません。
また股関節と太腿の接続部分でロール可動するので、足をハの字に開く事が可能です。
次は前後方向。
前後の可動も、クリック式。
腰前面の前垂れ状の装甲(1本の軸で接続。前後に可動)が干渉してしまい
正面に大きく足を上げる事は難しいです。
これ以上足を上げると、前垂れ状の装甲が外れます。
後方へは、何も邪魔になる物が無いので、大きく上げる事が可能。
ひざ間接にはA-LOCK(二重関節)を使用。
ひざ裏には設定画を重視したパーツ(取り外し可能)が付いており
付けた状態(写真左)と、外した状態(写真右)での可動はこれで限界。
足首には、
A-LOCK(一重関節版)を使用。
前後可動がクリック式で、このぐらい。
左右の可動は軸接続により実現。
横方向への接地性は非常に高いです。
(写真、ロールオーバーあり)
足首に関しては、前後左右共に申し分の無い可動範囲となっていますが、
実際にポーズを取らせて見ると、
クリック式間接の悪い点(角度の微調整が出来ない)が影響してしまい、
バランスをとり辛く、立たせるのが難しい場合も。
ポーズを付けた後は、クリック式間接が非常に効果的なのですが・・・
難しいところです。
足裏はしっかり塗装されています。
長くなってしまいましたので、
続き(オプションパーツ等)は<こちら>で