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(試し読み)信仰に生きた父、 俳優・南原宏治との 思い出

父の教育方針は「子供でも魂は一人前」

父・南原宏治は、私にとって、人生の方向性や精神性といった心の幹の部分を指し示してくれた、いわゆる貴人であり恩人です。これは父が亡くなってから気づいたことなのですが、父は娘である私の天命を最優先にして護り、大きな愛情や情熱で包み込んでくれていた「守護神」だったなと感じています。

私は父が50歳のときに生まれた子供なので、一緒に過ごした時間は短かったのですが、質は非常に濃くて、その時間の一瞬一瞬が、愛情や輝きやきらめきであふれていました。父はどんなときも人に対して怒ったりすることがなく、やさしく、ハートフルで繊細で、世間の持つ悪役のイメージとは真逆の、器の大きな人でした。そして、たとえ失敗しても、逆境のときでさえも、すべてに可能性を見出し、すべてをプラスに転じていく、まさに“ミスターポジティブ”という感じでしたね。

「子供でも魂は一人前」というのが父の子育てのポリシーで、子供扱いされたことはありません。幼稚園に上がる前の私にも、「世の中を変えていかないといけない」「絶対に救世主は現れるから、現れたらお助けしなさい」と、熱く語ってくる。当時の私は目をパチパチさせ、どういうことなんだろうってずっと思っていましたけど。毎日が熱烈法談のようでした。幼稚園児に対しても温度を下げないので、いつも太陽光線を浴びているようでしたね(笑)。

父から学んだ信仰の姿

まわりの家庭のように、記念日の食事会や夏休みの家族旅行のようなものはありませんでしたが、幼稚園に上がる前くらいから、毎年、禅寺に連れて行かれていたんです。1週間くらい、寝る・食べる以外はひたすら座禅の毎日。そこで神秘体験もいくつかしましたが、信仰心や精神修養のようなものもたたき込まれていました。

父は幸福の科学の教えに出会う前から、「日本の再建」と「日本から第二のルネサンスを興す」という二つの目標をいつも語っていました。俳優をやりながら養成所を創設して、芸能という側面から、維新の志士たちのような人材の養成と輩出をしようと情熱を燃やしていました。一方で、憲法改正の政治活動にも積極的に参加して、日本武道館で演説をしたり。心底、「この国を改革するために命を捨てる覚悟」で生きていたようです。

―――続きは本誌をご覧ください―――

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南無原みろく Miroku Namuhara

俳優・南原宏治の娘として東京に生まれる。幼いころよりクラシックバレエ、日本舞踊、ジャズダンス等を修練し、学生部活動を経て、幸福の科学に出家。エル・カンターレ信仰伝道局常務理事や青年局理事などを歴任し、現在、箱根精舎館長。