太虚とは?

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たい きょ [1] 【太虚・大虚】

宇宙万物の根源を示す概念中国戦国時代発生し、後漢から六朝時代にかけて儒仏三教宇宙生成論的な概念となった。北宋張載ようさい)は、太虚は気の原初態で、万物は気の運動の一時的局部的現象とした。


たいきょ 【太虚】

中国で、天空虚空をいう。『荘子・知北遊篇』に「崑崙に過ぎらず、太虚に遊ばず」との古例がある。後漢の黄憲は日月軌道の外を太虚と呼んだ。北宋張載無形宇宙空間が太虚だとし、そこに充満する気が万物形成し、消滅するとまた太虚に帰る、とした。明の王陽明は△良知の虚が天の太虚だ▽と述べている。日本では大塩平八郎が張・王の影響を受けた。

たいきょ 【太虚】

虚はコとも。近代中国の仏教復興運動指導者。姓は張氏。号は華子・悲華・雪老僧など。中華民国成立とともに上海仏教三種革命組織財産学理)を提唱啓蒙誌『海潮音』を発行。『仏教概論』などを含む全書六四巻がある。太虚大師。(一八九〇~一九四九)

太虚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/07 15:17 UTC 版)

太虚(たいきょ、光緒15年12月18日1890年1月8日) - 1947年3月17日)は、中国中華民国時期を中心に活躍した僧である。釈太虚とも呼ばれる。






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