ママ友との会話シーン。いつも話が噛み合わない、空気が読めない、自分だけ浮いているような気がする……そんなことが続くと自分の性格が嫌になってしまいますよね。
でも、それはあなたの努力不足や個性の問題ではないケースがあります。生まれつきの脳の機能障がいの“アスペルガー症候群”かもしれません。
そこで今日は、自身も自閉症の子どもをもつ『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子がアスペルガー症候群についてお話します。
■「アスペルガー症候群」ってなに?
“症候群”とはいうものの“病気”ではなく『発達障がい』という“特性”の一つと位置付けられています。発達障がいの中には、自閉症、注意欠陥・多動性障がいADHD)、学習がい(LD)などがあることから、アスペルガー症候群は“自閉症スペクトラム(=連続体)”の一つと言われます。
■こんなことありませんか?アスペルガーチェック6シーン
(1)“KY”な会話
ママ友たちが担任の悪口で盛り上がっているのに、ふと美味しいケーキ屋のことが頭に浮かぶと「ねえねえ、新しく出来たケーキ屋のことなんだけど」と口を挟んで話を中断させてしまう。そして皆がドン引き。また、話を合わせることが出来ずに「先生の悪口言うなんて大人としてよくない態度よ」とバシッと指摘し嫌な顔をされてしまう。
(2)「お風呂のお湯見てきて」「ご主人様はおられますか」と電話
→言葉通り“見て”くるだけでお湯を止めない。「主人はおります」と言うだけで電話を代わらない。
それなら、アスペルガーでいい。