バトルシャトレーヌ(ポケモン)

登録日:2013/12/25(水) 16:57:30
更新日:2018/01/20 Sat 02:40:21
所要時間:約 5 分で読めます




バトルシャトレーヌとは、ゲーム『ポケットモンスター X・Y』『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』に登場するバトル施設「バトルハウス」のリーダー兼オーナー達のこと。
称号または総称としてこの呼び名が使われる。


【概要】


カロス地方キナンシティにある「バトルハウス」を経営している四姉妹。

キナンシティは殿堂入り後に行ける街で、ハウスは近年のシリーズではお馴染みのバトルタワーの亜種である。
シャトレーヌ達はその施設リーダー、すなわちフロンティアブレーンサブウェイマスターと同類の存在であり、作品の裏ボスとも言える。
一つの施設に四人ものリーダーがいるのは初。
シャトレーヌとはフランス語で「女城主」という意味だが、それなら施設の名前をバトルシャトーと入れ換えた方が良かったのでは…

ハウスの外見と玄関口は立派な屋敷風。
しかし奥の間は外国の華やかな賭博競技場のような内装になっており、バトルに参加するトレーナーや、バトルフィールドを二階から眺める観客達の中には、
日々のストレスを発散したくて息抜きに来ている者もいる。
シャトレーヌ達は賭け場風のカラフルでセクシーなドレスを身に纏い、ハウスを仕切りつつ盛り上げている。
時にアイドル扱いされているのか、いかにもなドルオタ発言をする観客もちらほらいる。

ハウスの看板には「コケティッシュ フォー シスターズ」とある。
コケティッシュとはフランス語で“色っぽい”“艶やか”などを意味する言葉で、つまり適当に直訳すると、色っぽい四姉妹。
その通り名に相応しく、開いた胸元や黒タイツに包まれた美脚はなかなか。胸の大きさは年齢に比例しているようである。
更に彼女達は全員あざといくらい萌え系なキャラをしている。

が、全員何故か九州方言を喋る方言娘でもある。
何故にフランスで九州弁なのか。実は彼女らはホウエン地方出身であることがORASで明らかになった。



【バトルについて】


前作のサブウェイマスターと同じく、バトルの種類によって担当者が異なっている。
ノーマルランクで19連勝すると20戦目にバトルシャトレーヌ(手加減モード)が現れ、勝利するとスーパーランクに行けるようになる。
スーパーランクでは50戦目にシャトレーヌ(本気モード)が現れ、勝利するとハウスの玄関口にモニュメントが一つ建てられる。
モニュメントの数はマルチを入れて五つ。

マルチバトルでは、シャトレーヌの内二人がコンビを組んで現れるが、その組み合わせは以下のようになっている。
◆ノーマルマルチ(一人プレイ)…ラジュルネ&ルスワール
◆ノーマルマルチ(通信プレイ)…ルミタン&ルスワール
◆スーパーマルチ(一人プレイ)…ルミタン&ラニュイ
◆スーパーマルチ(通信プレイ)…ラジュルネ&ラニュイ
手持ちはそれぞれの担当バトルのものから2体選出される。
なお、ルミタン&ラジュルネやルスワール&ラニュイという組み合わせは現在のところ確認されていない。

その他特筆すべきは、本気モードのシャトレーヌ達の手持ちが全て(準)伝説のポケモンであることだろう。
今までの施設リーダーの中にも、リラクロツグジンダイなど、伝説ポケモンの使い手はいたが、一体も非伝説を入れていない奴が一施設に四人もいるというのは初である。

最も、ハウスは今までのバトル施設のほとんどに適用されていた7連勝ルールが撤廃されてやりやすくなったため、
その分リーダーの強さが相応に引き上げられたとも考えられる。




【シャトレーヌ一覧】


ルミタン

長女。ローテーションバトル担当。
イメージカラーは。名前の由来はフランス語で「朝」を意味する「Le matin」。喜怒哀楽で言えば喜。
向かって右下に伸びる特徴的なドリルヘアーをしている。
登場時は何故か「バトルハウス公式キャンペーンソング」なるものを歌いながらやって来る。
しっとりと柔らかい口調と物腰に、上品な微笑みを携え、おもてなし精神は完璧。
負けてもふんわりと遠回しに退場を促される程度。
だが彼女に勝つと気に入ってもらうことができ、更に本気時の彼女に勝つと、バトルハウスで働かないかと誘惑…いや、お誘いしてもらえる。
まさにコケティッシュ、色っぽさを備えている。おっぱいも一番大きいし。
推定年齢18歳~19歳

しかし…。
その本性は、所謂「怒らせたら一番怖い人」。個性的な妹達から揃って恐れられるほどの厳しさの持ち主である。
客に対する態度に関しては特に厳しく、妹がふざけた態度で戦ってしかも負けようものなら、恐ろしいお仕置きを課すようだ。
ただ、それだけ仕事に関してしっかりとしたプロフェッショナル精神と責任を持っているということでもある。
両親に顔向け出来る経営を心掛けている様子。




連勝数稼ぎタイプのバトルタワー系列としては初となるローテーションだが、それ故チャレンジャー数はあまり多くない模様。
ルミタンのためにも是非挑戦してあげてほしい。



ラジュルネ

次女。トリプルバトル担当。
イメージカラーはピンク。名前の由来はフランス語で「昼」を意味する「La journee」。喜怒哀楽で言えば怒。
先がくるんと巻いたツインテールと、いかにもきつそうな瞳が特徴。
手加減時やマルチでは、いかにも高飛車ツンデレお嬢様のような態度をしていて、一人称は「わたくし」。方言も使わない。
だが地元であるホウエンではお嬢様口調の演技を捨てて最初から方言で話す。
手加減した彼女に負けると、きっつく罵られる。
これだけならその辺にいそうなテンプレキャラだが…。
推定年齢16歳~17歳

その本性は、誰よりも男気溢れる超熱血女。一人称も「アタシ」で、方言丸出しの喋り方。
普段の高飛車系な態度は、ずばり演技なのである。
本気時の彼女に勝つと、良い目標が出来たと言い、負けた時も、手加減時と違って非常に爽やかでさっぱりとした物言いで送り出してくれる。
演技でも本性でも気性が激しいことには変わりないが、ただひたすら強さと強いトレーナーを求めているだけなようだ。

なお、演技は姉のルミタンからやるように言い渡されているらしく、それが崩れたとバレるとお仕置き対象になることが伺える。
また、妹のルスワールの引っ込み思案には手を焼いている様子。
そして末妹のラニュイは、次姉の言い付けなんぞにはほとんど聞く耳を持たない…。
…実は彼女は、四人の中で一番の苦労人なのかもしれない。

ちなみに地元ホウエン地方だとみんな自分の性格を知っているから、とすぐに素に戻る。
「ラジュルネ、まかりとおる!」




こちらもタワー系列としては初めて設置されたトリプル。
しかし6vs6ということもあってか、ローテ以上にチャレンジャーの足が遠退き気味…。しかも処理が重い。



ルスワール

三女。ダブルバトル担当。
イメージカラーは。名前の由来はフランス語で「夕方」を意味する「Le soir」。喜怒哀楽で言えば哀。
おかっぱ頭で、いつも自信無さげな表情をしている。
そしてその表情どおり、自分に自信が無い。引っ込み思案で喋るのが苦手。バトルする時は激しく緊張してしまうらしい。
はっきり言ってしまえばコミュ障である。
自虐的だが、それでもバトルの腕は確かで、本気時は勇気を奮い立たせて、前向きにバトルしてくれる。優しく見守ってあげよう。
姉達からも、度々フォローされたり時には注意を受けたりしている様子。
ちなみに最も萌え系を極めているのも彼女である。
推定年齢15歳前後




手加減時のペルシアンは命の珠を持っている。ネオラントも意外と強敵という声が多い。
本気時は四人の中でも高レベルの強さを誇る。隠れ特性が確認されているので注意。
ただし本気時はヌケニンに水浸しを使えばライコウ以外は完封可能。避雷針を持つ味方でヌケニンを庇いながら戦うと楽。



ラニュイ

四女。シングルバトル担当。
イメージカラーは。名前の由来はフランス語で「夜」を意味する「La nuit」。喜怒哀楽で言えば楽。
サイドでくるくる巻いている(?)不思議な髪型をしている。

ぺろぺろりーん。もう一度言おう。ぺろぺろりーん
決め台詞のように使用するが、これの意味するところは全くもって不明。ペロッと舌を出している表情と共に繰り出されるこれは実にエキセントリックである。
なお、そんなキャラでありながら手持ちにはペロッパフもペロリームもいない。プクリン(笑)

性格は末っ子らしく最も子供っぽい。
とにかくバトルは(自分が)楽しければいいという考えの持ち主で、マルチバトルには向かない。コンビネーション何それおいしいの。
しかし、そんな彼女も長姉を怒らせることだけは恐れている。
推定年齢13歳前後。


□ノーマル時手持ち
ブニャット
ブーピッグ
プクリン

□スーパー時手持ち
ボルトロス
トルネロス
ランドロス

恐らく最もチャレンジャー数が多いであろう手加減モードでは、ブニャットの催眠術の前に沈む人が度々出ているので充分対策していこう。
本気時は氷タイプで倒したい場合、気合玉を警戒すること。




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