監督とは?
現代の定義で言えば、「プロデューサーに媚びへつらって乞食のように仕事をもらう奴隷」のことだ。

今大手振ってなんやかんやと作品を作っている人間は、皆そうだと思っていい。
その内特に、どれだけ作品がグチャグチャになってファンから悲鳴が上がってもなぜか次から次へと仕事がある奴。

僕の知り合いや後輩にもいるが、本当に真面目に仕事をしたい監督は、そもそも安請け合いしない。
仕事を選ぶ。

仕事を選ぶと言えば偉そうに見えるが、今はそうしないと粗品濫造の渦の中に飲み込まれてしまうのだ。
自分の身を護るのではなく、アニメを護りたいから、悪質な現場には足を踏み入れない。
そういうクリエイターも増えている。


昨日ちょっと引用したが、あれもこれもやってる「人気」クリエイターやアニメーターは、以下に書かれてある「山賊アニメーター」のことが多い。



因みに有名どころだと、あの世界のN田誠也が『かんなぎ』でメチャクチャやり散らかした直後『とらドラ!』で「神作画やった!アカンかったのはヤマカンやったんや!」と噂されたが、後にウチのスタッフが総作監に訊いたところ、
「全然使えないので全部直した」
と言ってたらしい。

最近の例では、何度も言うようだが『WUG』#10の「マユダヨー」、あれは清水空翔の原画。
因みに『七人のアイドル』の「タチアガレ!」ダンスで一番崩れているところも彼。

TVの方はBDで責任持って直しました。


まぁ、そういうアホが業界に一杯いる。それを内情も知らずに持ち上げて「あの人は仕事が一杯あるから素晴らしいんだ!」と囃し立てるのは、僕はともかく、本当に頑張って奴らのやり散らかしたゴミを一生懸命直して、結果金銭的にもいい思いをしていない、一番アニメに貢献しているはずの真面目なクリエイター達の心を折るだけだから、やめてあげてほしい。


まぁその総責任者であるはずの監督が既にゴミだから、もうどうしようもないのかも知れないが。