貨物船の船長ら書類送検 大島大橋に衝突
山口県周防大島町と本州を結ぶ大島大橋に衝突した外国船籍の貨物船の船長ら3人が2日、業務上過失往来危険の疑いで書類送検された。
山口地検岩国支部に書類送検されたのは、インドネシア国籍のヨハニス・ベンジャミン船長(44)と、インドネシア国籍の二等航海士(26)、フィリピン国籍の甲板手(28)の3人。
柳井海上保安署によると、船長らは先月22日午前0時27分ごろ、マルタ船籍の貨物船「エルナ・オルデンドルフ」で広島県呉港に向かう際、マストなどを大島大橋に衝突させ橋を損傷、送水管などを切断させ船舶の往来に危険を生じさせた疑いが持たれている。
船長らは橋の高さを調べていないことに衝突30分前に気づき、確認を始めたものの、航行をそのまま続けたという。大島大橋は海面から高さ約30メートルなのに対し、貨物船のマストは約40メートルあった。
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