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腹話術や歌で防犯学ぶ 白山、詐欺防止などの教室

腹話術でニセ電話詐欺防止を呼び掛ける藪内吉巳さん(右)=白山市西新町で

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 腹話術や歌などで高齢者の交通安全やニセ電話詐欺防止を呼び掛ける教室が31日、白山市松任公民館であり、松任生活学校の会員ら約20人が参加した。

 県内の公民館や福祉施設で防犯教室などを開く藪内吉巳(よしみ)さん(65)を講師に招いた。「運転手は私を見ているはず」など歩行者に見られる思い込みの例を紹介し、注意を呼び掛けた。交通安全啓発の歌「籠の鳥」も披露した。

 「特殊詐欺の第一歩は電話」とし、電話口での詐欺師とのやりとりを人形を使って腹話術で演じた。藪内さんは「詐欺師にとって、相談せずに1人で抱え込む人は好都合。怪しいと思ったら周囲に相談を」と語った。

 同学校の相馬春美さん(69)は「自宅にも息子を名乗る男から先週電話があり、振り込みを頼まれた。人ごとじゃないと思った」と話していた。 (都沙羅)

 

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