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2018年11月2日 紙面から
スタンドからの声援に笑顔で応える与田新監督=ナゴヤ球場で(小沢徹撮影)
中日の与田剛監督(52)ら新体制の首脳陣が1日、ナゴヤ球場で行われている秋季キャンプに合流し、来季に向けて始動した。練習前に選手、コーチ、スタッフらを集めた指揮官は「優勝したい。勝ちたいんだ」と訓示。選手個々がレベルアップを果たし、セ3連覇中の“広島超え”することを求めた。
午前10時。秋晴れのナゴヤ球場にスーツ姿の与田監督が姿を見せる。プロ入りから7シーズンを過ごした思い出のグラウンド。「懐かしい場所だな」。感慨も一瞬だ。外野の芝に移動し、緊張気味の選手らを前に基本指針を示した。
「まずは地域のみなさん、ドラゴンズのファンのみなさんに喜んでもらうため、しっかりと結果を残そう」
その言葉が意味することは明白。6年間続いたBクラスからの脱出しかない。そして、就任1年目での戴冠だ。
「来年、優勝したい。今は日本シリーズの最中ですが、優勝争いをするために必要なことは何なのかをしっかりと考えてほしい」
その壁として立ちはだかるのが、リーグ3連覇中の広島だ。まず、求めるのは個々のレベルアップ。投手、捕手、内野手、外野手…。竜戦士に厳しく問いかけた。
「自分が今のカープに入ったとき、レギュラーになれるのか」
京田なら田中、高橋なら菊池、平田なら鈴木、大島なら丸。もちろん、先発ローテや救援陣にも同じことが言える。チャンピオンチームの同ポジションの選手に勝てるのか-。個人が勝てなければチームも勝てない。すべてのポジションで広島を上回っていれば、優勝できるということだ。
重い課題を設定した指揮官は、ドラゴンズのウエアに着替えると、ナゴヤ球場と屋内練習場を忙しなく動き回った。投手、野手を問わず、ほぼすべての練習を確認。積極的に声をかけ、コーチ陣とも対話を続けた。今季までの投手陣を知る浅尾2軍コーチからも情報を集めた。
まずは、見る。その上で、早ければ4日まで行われる第1クールで実戦練習を取り入れる可能性も示した。投手の状態次第ではあるものの、「シート形式や紅白戦形式もできれば良いかな。僕は実戦主義。試合を想定することが一番大事」と意欲的だ。
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