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幼馴染が女勇者なので、ひのきの棒と石で世界最強を目指すことにした。 作者:のきび

第三章 ミスティアとクロイツ ―ふたりの魔王討伐―

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クロイツと勇者候補選抜御前試合 その五 ~百合ハーレムは男子禁制なんです~

 午前中は単調作業だったので、少し早めにお昼休憩をすることにした。食事の前に体力回復のポーションをティアに飲ませた。アリエル製のポーションは出来が良いので一瞬で疲労を取り除いてくれる。

 しかし、補正があってもこのオークキングはティアの攻撃では体力が全く減らない。つまり瀕死にしてもティアじゃトドメを刺せないわけか。しかし、このまま私が殺してもレベルの足しに全くならないでしょうし、殺してしまうのももったいないわね。

 時間もまだ早いし、なにか覚えさせたい。あらゆる武道に通じる体術かしら。アイキドゥーはDLしてあるけど補正があった方が強力な武器になる。

「ティア、疲れはとれた?」

「はい、アリエルさんのポーションはすごい効き目です」

 なら、試してみるか。私はオークキングの切り落とした腕を拾うと、腕の肉を少し削ぎ落とし骨をむき出しにさせた、それを念糸でオークキングの体と腕を(つな)いでみた。

「今から攻撃するから、アイキドゥーで捌いてね」

「はい、頑張ります!」

 私は両手にオークキングの腕を持つと、軽めにティアに攻撃をした。一度目の攻撃ですぐに体術E級が付いた。しかも数度の攻撃でどんどん上がっていく。どうやら知識と技術がある場合、補正値の上昇が早いようだ。

 足捌きを使いつつ押したり引いたりを繰り返しているとあっという間にS級になってしまった。

 そして、ティアはまた極技を手に入れた。


・体術:八卦陣(シェル)


 と言うのを手に入れたらしい。

 私はそのままオークキングの腕に念糸を通し、指先まで念糸を通わせると私の意思で動かせるように調整した。

「なんか気持ち悪いですね」

 そう言うティアに私はオークキングの指をワシャワシャさせて襲う振りをする。

「ぐへへ、お嬢さんこんな人もいないような場所に来て覚悟はできているんだろうね?」

「な、何をする気なんですか!」

 ティアはズサズサと後ずさり私を怯えた目で見る。

「決まっているだろう? 肌と肌のふれ合いだよ、知らぬ歳でもあるまいにヒッヒッヒ」

 ティアはわざとらしく転ぶと手を前にかざし私が来るのを腕で押し留める。

「やめてください、家には父と母が待ってるんです!」

「な~に、乳ならそこにあるじゃないか、グヘヘ」

「ぐっ、そんなの無いですよ!」

 ティアは胸の話をされ演技も忘れしょげる。地雷に触れてしまったか。大きいのも良いけど小さいのも良い、人それぞれなのだと説得してなんとか事なきを得たが持つ者には分からない悩みか。

 さて遊びはここまでだ。

「じゃあティア、そこにある小石を私に向かって投げて」

「これですか?」

 ティアは足下の小石を拾うと私に向かって投げた。それをオークキングの腕を使いアイキドゥーで流れるようにティアに投げ返した。

 もちろん威力を殺したのでティアはすぐに受け止めることができた。

 ティアに投擲:E級が手に入った。

 ティアがまた私に小石を投げてきて私が流れるように返すと、ティアもそれを真似て流れるように私に投げ返してきた。威力も中々の物で私が投げた力に自分の力を乗せてきた。

「やるじゃない」

「へへへ」

 それからはお互いの周りをクルクル石が飛び交うだけになり最終的に20個の石が空を舞っていた。

そしてティアは 投擲がS級になった、それにともない私も体術がS級になった。

 ティアが得た投擲の極技は

・投擲:飛石加速(アクセル)

 そして私が得た体術は

・体術:万華鏡(ディメンションミラー)

 ティアの体術の極技は八卦陣で私のは万華鏡技が違うのは良いとして、何で急に私もS級になったの?

 私の体術は昨日までA級だった、魔物を体術で倒したわけではない。もちろん剣技の動きに体術が影響はされている。でも、それなら討伐中に上がるはずだ。

 それがティアと訓練中に上がった。もしかしてS級と組手をすると相手の補正値も引き上げられる?

 ダメだ、私じゃこの問題は解けない。帰ったらアリエルに解いてもらいましょう。


 ちなみに、この万華鏡は体捌きにより相手の方向感覚を狂わせ。更に私の幻影を何体も作る技だった。

 なんか、ティアを鍛えに来て私もすごい技が手に入ってラッキーね。


「取り合えず、今日はここまでにしましょうか。私の補正値が上がったのをアリエルに調べてもらいたいし」

「そうですね、もし他のも上げられるなら私がクロリアさんを鍛えられますしね」

「ほう、言うようになったものだな」

「ふふふ、師匠って言っても良いんですよ」

 そう言うとティアは腰に手をあて無い胸を張る。

「お師匠様、その時はお願い致します」

「よかろう、我が技術教えてしんぜよう」

「なにそれ、私みたいじゃない」

「真似しました」そう言うとティアはへへへと笑った。私はティアの額を指でつつくと、念糸でオークキングの首を跳ねた。

「帰りましょうか」

 浮き板(フライングボード)をアイテムボックスから取り出すと地面に置いて乗ろうとしたとき、どこからともなく一匹の羽虫が飛んできた。

 いや、虫と言うか人の形をしている。緑の髪に白い肌のピクシーだ。たいした力もないし人間の前に出ることはないから放っておいたのだけど、なぜか姿を表し私の周りをクルクルと飛び出した。

「あんたすごいな」

「へ? ピクシーが人言をしゃべるの?」

 魔物は人の言葉をしゃべらない、それは誰もが知ってる常識だ。

「あたいはピクシーのベルル、魔物のピクシーじゃないよ、こう見えても古代人類のピクシーさ」

「古代人類?」

「ああそうさ、あたいらはあんたら人間の2つ前の人類の生き残りなのさ」

「2つ前の人類?」

「そうだよ、あんたらの前はあの糞ったれな土蜘蛛(アラクノイド)の連中さ」

 衝撃の事実、あの土蜘蛛(アラクノイド)が人間?

土蜘蛛(アラクノイド)も人間なの?」

「あ~、違う違う。たぶんあんたは魔物の土蜘蛛(アラクノイド)のことを言ってるんだろうけど、魔物と古代人類は形は似てるけど中身は別物だから」

 つまりベルルが言うには、この世には旧人類の生き残りがいて、それらは魔物に姿が似ているが別物だと言うのだ。にわかには信じがたいが取り敢えずはそれでいいとしても。

「それで、古代人類のあなたがなんの用?」

「いや、あたいらの住みかがこいつらに奪われて奪回のチャンスを狙ってたんだけど、あんたが倒してくれたから顔を見てやろうと思ってね」

「そうだったの、それで他の仲間は?」

「みんな臆病だからね、そこらじゅうに隠れてるよ」

 マップで見てみたがピクシーはどこにもいない。どう言うこと? 私のマップで見えないなんてことがあるの?

 その事をベルルに言うとピクシーは植物に擬態できるらしくそのせいじゃないのかと言う。

「しかし、あんたら人間も土蜘蛛(アラクノイド)にひけをとらず悪いやつらがいるんだな」

「ん?」

「そいつだよそいつ、あんたらと同じ人間だろ?」

 ベルルの指をさす方を見ると四肢を切断され首が落ちた人間の死体が転がっていた。

 え? なんで。あそこにあったのはオークキングの死体だけだったはず。それがなんで人間に……。

「ベルル、悪趣味な幻術はやめなさい」

「あたいはそんなの使ってないよ。あんた、ずっとその人間をいたぶってたじゃないか」

 どういうこと? ベルルの幻術じゃない? つまり本当に人間の死体。なぜ、人間が魔物に、考えられることは(大和神国の姿)というやつだろうか。つまりアリエルを嵌めた、あの糞女がこの人になにかしたと言うことか。

「でもあんた、最初からこのオークキングが人間だとわかってたの?」

「オークキング? あたいの目には最初から人間だったよ」

「そんな馬鹿な」

「ウップ」

 私たちが話をしているとティアは木陰に入り、昼に食べた食事を吐いている。

 そうか、私にとってはただの敵でも、ティアにとっては今までさんざんなぶった魔物が人間だったとなればショックが大きいわけか。配慮が足りなかった。

 私はティアの背中をさすりなだめる。

「ティアあの人間を殺したのは私よ、あなたの攻撃は全く効いてないから気にしなくて良いわ」

「それでも、私は人間を……」

 ティアはあのオークキングを人間だったと仮定して、オークキングにしたことを人間に対してしたことと置き換えて考えているようだ。確かにあれを人間相手にしたとなれば吐きたくもなるだろう。でも……。

「違うわ、あれは魔物よ。あなたが戦わなければあなたを殺す魔物でしかないの、私が町で倒したヤクザやあなたを捕らえた人さらいと同じなのよ。情けをかければこちらが殺されてるわ」

「そうかもしれませんけど……」

 私はティアを引き寄せ抱き締めた。

「大丈夫、あなたはなにもしてない。あの魔物からすればあなたの攻撃は全く効いてなかった。そして四肢を切ったのも首を跳ねたのも私。もしそれでも自分が許せないなら私は私を軽蔑しなきゃいけなくなるわ」

 これはずるいやり方だ。責任を私にすることでティアの罪悪感をなくすのと、これ以上自分を責めるならその罪は私にあるぞと言う脅しなのだ。優しいティアはそんなことはさせないだろう、だから強引に納得するしかないのだ。

「そうですね、殺さなければ殺されていた。そうですね」

「そうよ、あれはただの敵だったの」

 なんとか強引に納得はさせた。あとは少しでも罪だと思う心を軽くして上げることだけど。私は念糸で穴を掘るとそこに死体を投げ込み土を被せるとオークのテントを切り裂き墓標を作った。

 お墓と言うのは生前の者に対してある罪悪感を軽減する効果がある。死者を弔うことで自分の罪を許しているのだ。


「さて帰りましょうか」

「はい」

 明らかに元気はないが、時間が解決するしかない。結局こういうのは誰かが解決するものじゃなく自分で解決しないといけないのだから。冒険者をするなら尚更だ、誰かの胸を借りて泣いたら解決なんてそんなものは相手の命を軽んじる行為でしかない。


 私はティアを抱き上げ浮き板(フライングボード)に乗り飛ぼうとすると、ベルルが私の顔の周りを飛ぶ。

「なに?」

「あのさ、あたいも連れていってくれないかな」

 ピクシー自体は対した魔物じゃないからペットにする人もいる、もちろんカゴの中でだけど。それを放し飼いでつれていたらかなり目立つだろう。

「魔物を放し飼いでつれてたら騒ぎになるわよ」

「だから魔物じゃないって、あたいの兄弟分が行方不明なんだよ。連れ戻したいんだ」

「兄弟分? うーん百合ハーレムに男はいらないんだけど」

 私はベルルのスカートをまくって中を見る。あ、女か。スカートをめくられたベルルは私の頬をつねる。女と分かればこの痛みも心地よい。

 まあ、獣使いがいないわけでもないし。魔物使いと言うことにすれば行けるかな?

「まあ、いいわよ。で、その探してるピクシーも女の子なの?」

「そうさ、あたいの一番の親友なんだ、見た目はあたいそっくりで髪の毛がピンクで肌は褐色なんだ。みたことないかい?」

「残念だけどピクシー自体初めて見たわ」

「そうか……。でも、あんたといれば見つかるような気がするんだ。だからついていって良いだろ?」

「好きにしなさい」

「あんがとう」

 お礼を言うベルルは私の肩に乗ると髪の毛をギュッとつかむ。

「ちなみにそのピクシーは何て言う名前なの?」

「リルル、大事な大事な友達さ」

「そう」

 マップで検索したがやはり古代人類のピクシーは映らなかった。


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