市の概況
[2015年5月12日]
[2015年5月12日]
本市は、南東部を印旛沼、北西部を手賀沼、北部を利根川に囲まれ、標高20から30メートル程度の下総台地といわれる平坦な台地と、沼及び河川周辺の低地により構成されています。
市の大部分を占める台地は周囲の沼や川につながる谷津といわれる谷に切り込まれ、北総地域に特徴的な景観を形成しています。
地質は、台地に関しては上部に関東ローム層が厚く堆積し、低地部は河川によって運びこまれた土砂が堆積する肥沃な土地が広がっています。
平成22年3月23日に印西市・印旛村・本埜村が合併し、新しい印西市となりました。
気候は内陸型に近く、年間平均気温は15度前後と比較的温暖で、降水量は年間1,300ミリメートル位です。
印西市の面積は123.79平方キロメートルで、周辺の同規模の市町村としては、佐倉市(103.59平方キロメートル)、柏市(114.90平方キロメートル)、野田市(103.54平方キロメートル)などがあります。
土地利用は、田畑が約4割、山林が約2割、宅地が約1割となっており、自然環境が多く残されている地域です。
宅地は、JR成田線沿線の既成市街地や千葉ニュータウンを中心に、市街化が進んでいます。
平成21年2月1日時点の住民基本台帳による1市2村の総人口は85,936人、世帯数は30,316世帯、1世帯あたり人員は2.83人となっており、人口の半数以上は千葉ニュータウン区域が占めています。
平成21年2月1日時点の千葉県毎月常住人口調査月報による、千葉県全体の1世帯あたり人員は2.50人となっており、1世帯あたり人員が多い地域であることがうかがえます。
総人口は、千葉ニュータウンの入居が始まった昭和59年以降、千葉県全体と比較しても、高い伸び率で人口が増加していましたが、近年は若干伸び率が鈍化し緩やかな増加傾向にあります。
年齢階層別人口の推移は、全体として少子高齢化の傾向が現われており、0から14歳人口割合の低下、65歳以上人口割合の増加が続いていますが、千葉県全体と比較すると、少子高齢化の速度は若干緩やかであると言えます。
平成17年の国勢調査による1市2村の就業者数は、第3次産業が全体の7割以上を占めています。
推移を見ると、第1次産業就業者割合及び第2次産業就業者割合はともに減少傾向にあり、第3次産業就業者割合は増加傾向が見られます。
※第1次産業とは、農業、林業、漁業
※第2次産業とは、鉱業、建設業、製造業
※第3次産業とは、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業、飲食店、宿泊業、医療、福祉、教育、学習支援業、複合サービス事業、サービス事業、サービス業、公務等