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【芸能・社会】

いきものがかり、“集牧宣言” 活動再開へ “放牧宣言”から1年10カ月

2018年11月2日 紙面から

活動再開の“集牧宣言”をした「いきものがかり」。(左から)水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊

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 ヒット曲「ありがとう」などで知られ、活動を休止していた3人組バンド「いきものがかり」が再始動することが1日、分かった。同バンドは昨年1月に“放牧宣言”をして休養に入っていた。2日に活動を再開するための“集牧宣言”を行い、早速ラジオ番組に出演し、ファンに直接説明するとみられる。さらに、放牧の間も支えてくれたファンクラブの会員には、新曲を収録したCDを無料で贈呈する。

 昨年1月5日に公式サイトで電撃的に放牧宣言。放牧を表すようにリーダーでギターの水野良樹(35)、ボーカルの吉岡聖恵(34)、ギター&ハーモニカの山下穂尊(36)の3人が牛の着ぐるみ姿を披露し話題となった。あれから約1年10カ月、いきものがかりがついに帰ってくる。この間、メンバーはそれぞれソロ活動を行うなどリフレッシュし、充電期間を過ごした。11月3日がグループ結成の記念日に当たることから、このタイミングでの活動再開になったという。

 3人は連名でコメントを発表。「気にかけてくださった皆さん。待っていてくださった皆さん。メンバーそれぞれの活動を温かく見守ってくださった皆さん。すべての方に感謝します」としている。休養期間中に3人で話し合うこともあったといい「もっとこの3人でいきものがかりを楽しみたい。そして、その楽しさを僕ら以外の、たくさんの人たちにも面白がってもらいたい」と感じたという。そして「この3人の音楽や活動が少しでも皆さんに楽しんでいただけるものになるように、また気持ちを新たに、日々に向き合っていきます。ということで、集牧!」と宣言している。

 3人は2日午後8時から放送されるJ-WAVEの特別番組「AVALON~事件です!いきものがかり集牧宣言~」に生出演。ファンに向けて休養期間中の出来事や、今後のことについて語るとみられる。また、ファンクラブを辞めずに待っていたファンには、ビッグなプレゼントを用意した。作詞・作曲をいきものがかり名義で初めて書き下ろした新曲「太陽」が収録されたCDを無料で順次送付する。新曲のリリースは現在未定でお宝のCDとなりそうだ。

 また、2019年春にはファンクラブ会員を対象として全国ツアーを開催。4月15・16日の愛知・Zepp Nagoyaを皮切りに、5月14・15日の東京・Zepp DiverCityまで7カ所10公演を行い、ファンに直接感謝の歌声を届ける。

<いきものがかり> 小学校からの同級生である水野と山下が1999年2月に男性2人組アマチュアバンドを結成し、同年11月3日に吉岡が加入。2006年3月にシングル「SAKURA」でメジャーデビュー。10年のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌に「ありがとう」が起用され幅広い層のファンを獲得。08年から16年まで9年連続でNHK紅白歌合戦に出場。

 

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