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【大相撲】

白鵬、右足首も手術していた 出場不透明もけいこ続ける

2018年11月1日 紙面から

右膝にサポーターをして四股を踏む白鵬=福岡県篠栗町の宮城野部屋で(岸本隆撮影)

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 右膝の骨片除去手術を18日に受けていた横綱白鵬(33)=宮城野=が31日、福岡県篠栗町の同部屋で右足首のクリーニング手術も受けていたことを明かした。

 福岡入り後初めて稽古場に立った白鵬は、右膝にサポーター、右足首にテーピングをして、あまり体重をかけずに四股を踏んだ。その後はてっぽう、すり足、ダンベルを使った上半身のトレーニングで終了。稽古後、「きょうは足首が痛い」と話すと、右膝の手術と同時に右足首の細かい骨片をいくつか取り除くために「クリーニングした」と説明した。

 右足首の傷口はまだ完全にふさがっておらず、不安はあるが「すっきりというのは、本場所に出て結果を出した後。今は手術が終わったところ。成功というのは結果を出してから」と発言。現時点で九州場所の出場は不透明ながら、前向きに稽古を続けていく。

 この日は若い力士たちの稽古を見ながら熱血指導もした。「見てるとやっぱりね、気合が入ってくる」。秋場所で優勝回数を41回とし、初優勝から13年連続という新記録を打ち立てた。高ぶる気持ち、焦りを抑えながら調整を続けていく。 (岸本隆)

 

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