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【ドラニュース】

山本拓、渡り鳥修業

2018年10月29日 紙面から

ロッテ打線を相手に5イニング無失点と力投した先発の山本拓=KIRISHIMAひむかスタジアムで(谷沢昇司撮影)

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 中日の山本拓実投手(18)、石川翔投手(18)、清水達也投手(18)の高卒1年目トリオが28日、沖縄・北谷で31日から始まる秋季キャンプ参加メンバーに選ばれた。この日、山本拓は秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」のロッテ戦(ひむか)に先発し、5イニングを投げ無失点と好投した。試合は中日が3-1勝った。

 自身のフェニックス・リーグ最終登板で、修正能力の高さを見せた。試合序盤、山本拓は制球力に苦しんだものの、走者を出しても粘り強い投球で5イニングを無失点で切り抜けた。

 「変化球はいい球が少なくて抜け気味だったけど、それを修正できた。低めの真っすぐもよかったし、しっかりインコースにも攻められた。フェニックスで成果があったと思います」

 宮崎入りする際に掲げた課題にもう一度立ち返って、この日の登板に挑んだ。「直球の制球力」「新球・縦のスライダーの習得」の2つがテーマだった。味方の失策が絡むなど立ち上がりから毎回走者を背負ったが、最速143キロの直球を軸にカーブ、スライダーなどの変化球を駆使して乗り切った。8安打を許したが長打を1本も許さなかった。

 

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