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【ドラニュース】

博志、縦スラで守護神奪回 きょうから名古屋、沖縄で秋季キャンプ

2018年10月31日 紙面から

沖縄キャンプに向け、移動する鈴木博=宮崎ブーゲンビリア空港で(谷沢昇司撮影)

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 中日は31日からナゴヤ球場組と沖縄・北谷組に分かれて秋季キャンプを開始する。移動日となった30日、名古屋と宮崎から計10投手が、続々と沖縄入りした。1年目・鈴木博志投手(21)はキャンプで投げ込み、「縦のスライダー」の習得を目指す。与田新監督の沖縄視察も予定されており、アピールしたいところだ。

 1年目の今季、開幕からセットアッパー、7月には抑えも経験した鈴木博が、守護神奪回へ向け、決め球“縦スラ”の習得を課題に掲げた。31日から始まる沖縄秋季キャンプで、直球とともに磨きをかける。

 「縦の変化球のスライダーを何とか決め球にしたい。キャンプで感覚をつかんで、自分のものにしたい。ストレートもフェニックス・リーグで少しずつ良くなってきたので、いい感覚を固められるように取り組みたい」

 秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の序盤は、フォークボールを決め球として習得を目指していたが、小笠原2軍投手コーチと話し合い、握りやすさなど不安なく投げられる球は何なのか吟味した結果、縦のスライダーに落ち着いた。

 同リーグで登板した終盤3試合は直球と縦スラのみで試合に挑んだ。最終戦となった29日の巨人戦(アイビー)では8回の1イニングを投げ2安打1失点。3試合連続で失点したものの、結果を度外視し、打者がどのような反応をするのか、確認することを重視した。

 「きのうも初球にワンバウンドしたり、決め球に使うにしてもまずはカウント球で取れるようにならないと。反応して振ってくれる球にしたい」

 

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