ブログでも SNS でも、私はまだ炎上の経験はない。 きわどい投稿はままある。
痴漢された女子高生がいたとして、『深夜に胸元あけた服で歩くのも悪い』 と書いたら、たぶん燃える。
空き巣にあった中年男性がいたとして、『鍵を閉めないで外出したのも悪い』 と書いても、たぶん燃えない。
どちらも、加害者の罪は当たり前のこととして置き、被害者の落ち度について思うところをつぶやいた、という点では変わらない。 しかし被害者の属性や犯罪の種類で、人々の感情は大きく変わる。
考現学として、炎上はとても興味深い。