2018年10月31日 11:55
Appleは31日、15インチ「MacBook Pro」のGPUオプションとして、「Radeon Pro Vega 16」および「Radeon Pro Vega 20」を11月14日(ニュースリリース発表、製品ページでは11月下旬の表記)より追加すると発表した。
AMDのネーミングルールからするに、それぞれ16基と20基のCompute Unitを備えた規模のGPUとみられ、逆算するとストリームプロセッサ数はそれぞれ1,024基、1,280基となる。これはKaby Lake-Gに統合されるRadeon RX Vega M GL以下のスペックだ。ただし動作クロックは不明。いずれも4GBのHBM2を搭載する。
同日にAMDにもRadeon Pro Vegaの情報が登場しており、搭載製品の写真としてMacBook Proが利用されている。いずれも14nmのFinFETプロセスを採用しており、プレミアムクラスの薄型ノートPCのグラフィックス性能を引き上げるとしている。
なお、MacBook Proのそのほかの仕様は従来モデルを踏襲するとみられる。