Mac mini 2018のSSDはオンボードで購入後のアップグレードは不可能なものの、メモリは通常のSO-DIMMを採用しサービスプロバイダーなどでアップグレード可能。

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 Mac mini 2018のSSDはオンボードで購入後のアップグレードは不可能だが、メモリは通常のSO-DIMMを採用しサービスプロバイダーなどでアップグレード可能となっているそうです。詳細は以下から。

Mac mini 2018のアイコン

 Appleは現地時間(EDT)2018年10月30日に開催したスペシャルイベント“There’s more in the making.”の中で、約4年間ぶりに「Mac mini」をアップデートし、Intelの第8世代CoreプロセスとThunderbolt 3、HDMI 2.0、USB-Aを搭載したMac mini 2018を発表しました。

Mac mini 2018のConnections

 このMac mini 2018はApple Online Storeでのカスタマイズで最大64GBメモリと2TB SSDを選択できるようになっていますが、SSDについてはオンボードでApple T2で紐づけされ暗号化されているため、サードパーティ製のNVMe SSDを利用してアップグレードできなと記載されているものの、メモリにはその記載がなく、

Mac miniのストレージにユーザーがアクセスすることはできません。

Mac miniには256GBの高速SSDストレージが標準で搭載されています¹。SSDストレージのパフォーマンスは、従来のハードドライブと比較して大幅に進化しています。Mac miniを起動したり、アプリケーションを立ち上げたり、大規模なプロジェクトを開いたり、大量のデータ処理を伴うタスクに取り組む時に、その速さを実感できるでしょう。SSDストレージは動くパーツを持たないため、とても静かに駆動します。最大限の容量が必要な場合は、最大2TBのストレージで構成できます。
注:Mac miniのストレージにユーザーがアクセスすることはできません。将来さらに多くの容量が必要になると考えられる場合は、購入時にアップグレードしておくことをご検討ください。

Apple Online Storeより

ZDNetが確認したところ、メモリについては業界標準(industry-standard)のDDR4 SO-DIMMが採用され、エンドユーザーがアクセスすることは考えられていないものの、Appleのサービスプロバイダーなどで後日アップグレードすることができるというコメントを得たそうなので、

Mac mini 2018のメモリ

I reached out to Apple about this and was told: “Yes, Mac mini is configurable up to 64GB and uses industry-standard DDR4 SO-DIMMs. While we don’t consider the memory directly end-user accessible, service providers can access the internals of the Mac mini to upgrade the memory.”

New 2018 Mac mini: Pro machine in a tiny, upgradeable package – ZDNet

AppleがMac mini 2018のエンクロージャーに特別な仕組みを採用せず、TR6 Torx Security Screwdriver程度の対策ならば、ユーザーがサードパーティのメモリを購入し安くアップグレードすることもできると思われます。

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追記

 Mac mini 2018購入後のメモリ・アップグレードはiMoreのRene Ritchieさんも可能だと確認したそうですが、AppleはApple Storeや正規サービスプロバイダなどでのアップグレードを強く勧めているようです。

コメント

  1. 匿名 より:

    こちらを見ると、
    ttps://www.apple.com/jp/mac-mini/

    基本的に、プラの円形裏蓋を開けると冷却ファンがあり、プレゼン時にはその下にヒートパイプ群が存在していたように思うので、基板が露出した画像の状態に辿り着くまでが大変なのかも知れません。

    プレゼンムービー時には、裏蓋を固定する(フックさせる?)裏蓋用のスタッド穴が円周上に多数空いていたように見えたので、新MacMiniの構造上、裏蓋は何かの部品交換時に開けると言うより、筐体から基板アセンブリを取り出す時に、ファンのアセンブリを外さないといけないためのアクセスパネルなのかも知れませんね。

    CTOで16GBを選ぶと+22000円で、メモリ部品代(約20000円)と大差ないですが、32GBだと+66000円で、メモリ部品代(約36000円)と、そこそこの差額が出るので、ここらへんはiFixtあたりのバラシレポート待ちをした方が良さそうです。

  2. 匿名 より:

    32GBのDDR4 2666だから、個人で買ってもかなり高くつくね

  3. 匿名 より:

    オンボとなると内蔵ストレージはOS専用領域と割り切って、ユーザーデータは外付けストレージに全部置く位に割り切ったほうが良いかもしれんなぁ。

:)