間取り変更を打ち合わせにて詰めていった。
窓の位置・大きさから始まり、新築に向けて購入予定の家具に合わせた微調整。
1階部分は微調整。
2階部分は変更なし。
【1階】
【2階】
今回は間取り変更から日が経っておらず、私のお手製間取り図となってしまった。
間もなく建築デザイナーが作成した間取り図が届くと思われる。
それではどのように変わったか見ていこう。
新旧プラン比較
【旧プラン】
【新プラン】
大きく変わった点は4つ。
・窓のサイズ&位置
・キッチンカウンター
・家事エリア&勝手口
・脱衣所&トイレ&洗面台
ベースプランはそのままに、1ヶ月この間取り図と向き合いより生活感をプラスし微調整。
当ブログお得意のマイホームデザイナーでイメージを膨らませながらご紹介。
窓サイズ・位置
和室の西側窓サイズは前回もお伝えしたが、まだ悩んでいたこともあり建築デザイナーに相談。
以前は広々とした庭とリビングを一体化し空間を広く見せようと、リビング前にテラスを設けた。
ただこのテラス、我が家では『洗濯物を干す場』と明確な目的がある。
リビング前に洗濯物が干されているのを想像して欲しい。
リビングと庭の一体感・開放感が洗濯物により遮られるばかりか、洗濯物で生活感がでてしまう。
洗濯物の脇でくつろぐ?
洗濯物の無い場でくつろぐ?
湿度・臭い・圧迫感・生活感などその差は歴然。
また我が家の土地は東側通路。
南面テラスは通行人から洗濯物が丸見えなこともあり西面へ移動。
前置きが長くなってしまったテラスは和室の脇に配置。
旧プランでは開放感の観点から大開口窓(画面中央)を予定していた。
イメージ図で確認をするとなかなか良い。
ただ生活スタイルや周りの風景とリンクさせると思わぬ欠点が浮かび上がってきた。
・窓から見えるのは洗濯物か向かいの材木屋の資材置き場
・西日問題
・冬場、窓からの熱の逃げ
これらのことを踏まえ、優しい風と光を運び、和室と相性抜群のローサイド窓へ変更。
比べてみると圧迫感は出てしまうが、この土地と私たち夫婦の性格、今後の生活を連ねて考えるとベストな選択だと感じている。
窓のサイズ・位置変更はリビングにも及ぶ。
旧プランでは日射取得を第一に考え、掃き出し窓を南面に3箇所配置。
この時点ではリビングでの過ごし方や購入したい家具を全くイメージできていなかった。
我が家のソファで最有力候補はこちらのカラメッラソファ。
魅力は何と言ってもソファと一体になった背面カウンターと収納。
特徴は前部だけでなく後部にもある程度の空間が必要とされること。
また奥行きも通常のソファの倍近くある。
旧プランの窓配置では掃き出し窓の前にカラメッラソファを配置することとなり、窓の開閉に支障をきたす。
そこでテレビ側の窓を450mm移動。
和室側の窓をハイサイド窓へ変更。
この窓変更によりカラメッラソファが十分に活躍できる空間となった。
カラメッラソファの金額・イメージ図はコチラ↓
キッチンカウンター
マイホームを考え始めた頃からの夢にキッチンカウンターがあった。
リビングとキッチンの橋渡しのような存在。
ただ我が家にはカラメッラソファというカウンターソファを設置予定。
現時点でリビングにカウンター2つは不要だ。
新居に住み始めてから『やはり必要だ』となれば買い足すという考えもある。
正直なところカウンターの無いソファを購入しカウンターを設置するか。
それともカラメッラソファを購入しカウンターを不採用とするか悩んだ。
『家族4人が集まったときどちらの方が幸せなビジョンを描けるか?』
こう悩んだとき、私も妻もカラメッラソファという答えにたどり着いた。
そしてキッチンカウンターを不採用と決めたのだ。
家事エリア・勝手口
旧プランでは食器棚の脇に設けられた家事エリア。
そして勝手口前に設けられた食品庫。
新プランでは家事エリアと食品庫の位置を変更。
更に勝手口のポーチを300mm削り家事エリアを広げた。
家事エリアと聞くとアイロンをしたり、洗濯物をたたんだりといったイメージが強いかもしれない。
ただ我が家は違う。
買い物袋をポン。
郵便物をポン。
『とりあえず置き』が許される唯一の場。
生活感が出ても良い唯一の場。
LDK&和室へ生活感を持ち込ませない為の大切なエリアなのだ。
来客時にもちょっぴり隠れられる。
家事の合間に小休憩。
家族にも見られたくない隠し事。
特別な目的はないが、ちょっぴり気を抜いても良いエリアをつくる。
これこそがメリハリのついた家となる秘訣なのだ。
また食器棚脇に家事エリアを設けてしまうとリビングから見えやすい。
あえて死角となりやすい場所を選んだ結果、我が家では勝手口前に落ち着いた。
脱衣所・トイレ・洗面台
間取り図上では一番分かりやすい変更だった水回り部分。
【旧プラン】
【新プラン】
旧プランではトイレに行く際、小刻みに曲がって便器へ辿り着く。
新プランでは曲がる回数(ストレス)を減らすことに成功。
また脱衣所を0.5畳広げることかできたのは大きい。
旧プランでは洗濯機の前に置きたい洗濯カゴを、扉の前ということもあり置くことが出来なかった。
しかし今回の間取り変更ではそれが可能に。
そしてトイレ前の洗面台。
ここで髭反りなり洗面台を使用していると、他の家族がトイレや脱衣所へ出入りする妨げとなる。
洗面台をリビング方向に900mm小移動することでこの問題を解決。
デメリットを挙げるとすれば、トイレの奥行きが1820mm→1620mmへ200mm狭くなったこと。
ただ実際の使用に不便はないため問題なし。
間取り図では読み取れない変更
今回の打ち合わせは今まで以上に充実した時間となった。
何と言っても打ち合わせ内容をマイホームデザイナーを用いて確認できる事から、私たち夫婦も建築デザイナーの提案を3Dで確認できる。
間取り図では確認できない変更点
- 床材をチーク→オーク
- 巾木・まわり縁カラーをブラウン→ホワイト
- アーチ型垂れ壁の採用
- 造作物の大まかな位置・形状
- クローゼット内の棚・パイプ
- キッチン前の柱を105mm→150mm
今後の悩みどころ
まだまだ終わらないマイホーム計画。
今後の悩みどころとしては…
- 壁紙・リビング以外の扉
- 玄関・ポーチ・テラス・脱衣所・2階の床材
- キッチンメーカー見直し
- 照明
- カーテン・ブラインド
- コンセント
- ニッチ
- テレビボード・ダイニングテーブル
- 外構
「夏休み頃の引き渡しなら、2月中旬~3月上旬には着工したいね。そして着工1ヶ月前には大枠の仕様を確定させたいよね」
材木屋からの提案。
残された期間は約3ヶ月。
全てまとめることが出来るか少し不安。