オレンジキャップのAEDレスキュー【3】
2008年6月30日 更新
*第3回放送*
AEDの取り扱い方法について
AEDとは・・・・・
英語の頭文字の略語で、自動体外式除細動器のことです。
救急隊が到着するまでの間、AEDで速やかに電気ショックを与えれば、大変有効な救命処置となります。
心臓突然死は、しばしば心室細動(心臓の筋肉が無秩序に細かく収縮するため心臓からの血液の拍出が停止し、急速に死に至る極めて危険な状態)という重症な不整脈により引き起こされます。その唯一の治療法は電気ショックによる除細動です。
AEDの操作方法
1.
AEDが到着
直ちに
AEDの電源を入れ、AEDの音声指示に従います。
(ふたを開けると電源が入るタイプもあります)
AEDの操作を優先に行いますが、電極パットを貼る直線まで心肺蘇生は続けます。
2.電極パットをはる。
電極パットのイラストを参考に、患者の胸に電極パットを貼ります。
(必ず密着させます)
3.除細動ボタン
(点滅)を押す。
除細動が必要なときには、自動的にエネルギーの充電が開始され充電が完了すると除細動ボタンが点滅します。
4.心肺蘇生と
AEDを繰り返す。
救急隊がその場に到着するまで、
AEDの指示に従い胸骨圧迫
30回と人口呼吸
2回を繰り返します。