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日本茶ソムリエ 廣井信彦さん

2007年7月2日 更新

日本茶ソムリエ  廣井信彦さん みつけドットコムのインターネット生放送にゲスト出演!

「夏も近づく八十八」に歌われる私たちに身近な「お茶」 
6月22日(金)の「インターネット生放送」に、見附市内で唯一の「お茶ソムリエ」、新町の「和多伝さん」から、お茶のおいしい淹れかたや効能、そしてたしなみ方まどお話をいただきました。
当日放送のもようがビデオ再生でご覧になれます。
左の画像をクリックして下さい。
当日の放送から、インストラクター廣井さんのお話しを紹介します。
<日本茶ソムリエとは>
正式には「日本茶インストラクター」と言います。
歴史や科学、鑑定の技術を持ったお茶博士として認定されたのが日本茶インストラクターです。
現在県内では10名おり、廣井さんは3番目に認定資格を取得。それは5年前ですが、結婚した年ですので良く覚えています。(・・・そうです)
資格取得の試験は筆記試験の外、飲んであてる利き茶とか、見てどれが良いかを当てる、などの試験があります。
「日常茶飯事」といわれるように、お茶は日常的に接していますが、私たちは意外と知らないことが多くあり、そういう知識などをひろめていくのがインストラクターの仕事になります。

お茶の豆知識
【茶の収穫期】
産地によって収穫期はちがいますが、その年最初にとれた新茶を一番茶、その摘み取ったところから6月~7月ころ新しい芽が出てきて摘んだのが二番茶、そのあとまた新しい芽が出て7~8月収穫でき、三番茶といいます。秋になると四番茶が採れ、これは遅摘みで晩茶といいます。普通「ばん茶」というと、見附ではほうじ茶をいいますが、東京の方で「番茶」というと安い煎茶が出てきます。番茶というお茶は地域によって違います。

【茶の産地】
誰でも、まず思い浮かぶのが「静岡」ですが、次はどこでしょう?京都も有名ですが、鹿児島が二番目で意外に思われますが、機械化が進み収穫量が多く注目されています。「産地」は気候が温暖であることが条件になり、新潟県の村上は北限になります。
【茶の収穫】
産地によって収穫期はちがいますが、その年最初にとれた新茶を一番茶、その摘み取ったところから6月~7月ころ新しい芽が出てきて摘んだのが二番茶、そのあとまた新しい芽が出て7~8月収穫でき、三番茶といいます。秋になると四番茶が採れ、これは遅摘みで晩茶といいます。普通「ばん茶」というと、見附ではほうじ茶をいいますが、東京の方で「番茶」というと安い煎茶が出てきます。番茶というお茶は地域によって違います。
【茶の産地】
誰でも、まず思い浮かぶのが「静岡」ですが、次はどこでしょう?京都も有名ですが、鹿児島が二番目で意外に思われますが、機械化が進み収穫量が多く注目されています。「産地」は気候が温暖であることが条件になり、新潟県の村上は北限になります。
【茶の健康効能】
1.肌の潤いを保つビタミンAと同様の効果があるカロチン、美白効果があるビタミンC、老化予防に役立つビタミンEが豊富に含まれます。
2. お茶に含まれるカフェインは、疲労回復や覚醒・強心の効果があります。
3.お茶の成分を与えるマウス実験で、ガンの発生・増殖とも抑えられることが確かめられています。また、お茶をたくさん飲む地域では、ガンの発生率が低いという調査結果が報告されています。
4.お茶に含まれるカテキンに、悪玉コレステロール(LDL)値の上昇を抑える効果があります。
5.カテキンには、糖質の消化吸収を抑える効果もあり、急激な血糖値の上昇を抑えます。
6.カテキンは、食中毒菌や、風邪ウィルスに対する殺菌効果もあります。しかも腸内の善玉菌(ビフィズス菌など)に対しては、全く無害です。
7.歯の表面を強化するフッ素が、お茶に含まれています。また、虫歯の原因となる細菌を殺菌します。

おいしいお茶の淹れかた
お茶はシーンによって選ぶと良いでしょう。例えばお刺身を頂いた食後などは粉茶(すし屋で出されるあがり)、お肉を食べたあとは番茶(この辺で言うとほうじ茶)を飲むと良いでしょう。
今日は「煎茶」を淹れてみます。用意したのは「北限のお茶」と紹介した村上茶です。(和多伝のお店で売っています。100g 1,050円)
急須
今日用意したのは3人分の急須です。よく蓋の穴はどちらにしたらと聞かれますが、 どこでも構わないのですが、下(口の方)に向けると急須の柄が合います。
湯温・湯ざまし
沸騰したお湯をポットに入れると約90度ですが、少し冷まして70~80度くらいに冷ますと苦味が出なく旨み成分が出るので、おいしくいただけます。湯ざましは茶器でなくても茶碗でさましても良い。

今日は見附でおいしい水と知られている太田(おおだ)の水を汲んで沸かしていただきましたが、各家庭では水道水でも構いません。2分くらい蓋をあけて沸騰させていただくとおいしくいただけます。
茶葉の分量
一人分は約2グラム(ティースプーン山盛り一杯)多めがおいいしい。
蒸らし
冷めたお湯を急須に入れたら1~2分待って蒸らします。玉露は、40~50度くらいの温度で3分くらい待ちます。
淹れ方
分けて淹れるときは、1-2-3、3-2-1と、濃さが均等になるようにして、最後の一滴までしぼる。湯が残ると二せん目がおいしくいただけません。おいしいお茶はゆっくり、お茶とお話ししながら淹れるのがいいでしょう。
それでは御相伴 (なじらねぇ)
いいお茶は舌の上でころがすようにすると風味が楽しめます。
<感想は・・・>
 『意外とまろやかでうすよ~』
 『おいしいで~す』
 『ホント、美味しい!』
 最後の一滴まで飲み干して、満足満足!
詳しいお茶のお話をお聞きしたい方は、「まちの駅 和多伝さん」へお立ち寄り下さい。日本茶インストラクターの廣井さんがやさしくレクチャーして下さいます。
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