古紙「爆買い」で段ボール危機 米中貿易戦争の余波
【イブニングスクープ】

環境エネ・素材
2018/10/30 18:00
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米中貿易摩擦の余波で、国内で段ボールが不足する懸念が広がっている。最大生産国の中国が段ボールの原料となる古紙の調達先を米国から日本に変え「爆買い」したためだ。日本での古紙流通量が減り、一部で欠品も出始めた。ハイペースな輸出が続くなか、需要期の冬場に段ボールが不足し物流が混乱する事態が現実味を帯び始めた。

「その日に古紙が入荷するかを心配しながら生産する工場もある」。段ボール原紙最大手の王子マテリ…

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