UQコミュニケーションズが、WiMAX 2+とauの4G LTEに対応したWi-Fiルーター2機種を発表した。
「Speed Wi-Fi NEXT WX05」は、NECプラットフォームズ製のモバイルWi-Fiルーター。11月8日に発売する。カラーはソニックレッドとピュアホワイトの2色。価格は、2年プランだと3800円(税別、以下同)、3年~4年プランだと800円。クレードルセットだと2700円が上乗せされる。
「通信速度を優先」「バッテリーの持ちを優先」といった、利用シーンに合わせて最適な設定を行う「おまかせ一括設定」を用意。2.4GHz帯にて、周囲のWi-Fi使用状況をグラフで表示して、ネットワークの混雑状況が分かる設定もあり、画面をタップすれば、空いているチャネルに切り替えられる。
有線LANポート搭載でWX05をホームルーター化できるクレードル(別売り)にはWウイングアンテナを搭載。WX05に搭載したビームフォーミングを組み合わせれば、クレードルセット時のWi-Fi通信の下り速度は最大約30%向上する。
「WiMAX HOME 01」は、NECプラットフォームズ製のホームルーターで、最大20台の機器を接続させられる。発売時期は12月上旬の予定。カラーはホワイト1色。価格は2年プランが3800円、3年~4年プランが800円。
通信速度(理論値)は下り最大440Mbps。上りはハイスピードモードが最大30Mbps、(4G LTEエリアも利用できる)ハイスピードプラスエリアモードが最大75Mbps。上り75Mbpsは東名阪の一部エリアから提供し、順次拡大する予定。WiMAX 2+の電波が届きにくいエリアで送信パワーを上げて通信速度を約50%改善させるWiMAXハイパワーに対応する。
スマートフォン向けアプリ「NEC WiMAX 2+ Tool」でWiMAX HOME 01の電波受信レベルを13段階で表示したり、通信モードを切り替えたりできる。これまで利用していたWi-FiルーターのSSIDやパスワードなどの設定情報を引き継げる機能も用意した。
2モデルとも4×4 MIMOとキャリアアグリゲーションによって、理論値で下り最大440Mbpsの速度を実現する。上りの通信速度(理論値)はハイスピードモードが最大30Mbps、(4G LTEエリアも利用できる)ハイスピードプラスエリアモードが最大75Mbps。上り75Mbpsは東名阪の一部エリアから提供し、順次拡大する予定。
また、WiMAX 2+の電波が届きにくいエリアで、端末から基地局へ送る電波の出力を強くし、下りと上りの通信速度を改善させるWiMAXハイパワーに対応する。通信速度はWX05は約20%、WiMAX HOME 01は約50%改善する。
WX05とWiMAX HOME 01は、2020年3月31日に「WiMAX」がサービス終了することに伴い、旧WiMAX端末から契約解除料や端末代金などが無料で乗り換えられるキャンペーンの対象となっている。
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