不定期で発信しているパソコンレンタル館特集の第3弾は、2018年3月に発売されたばかりの新型iPad 第6世代にフィーチャーし、過去モデルとの違いに迫ってみたいと思います。
iPadシリーズ大杉問題
でたらめなことは言えませんから、記事を書くにあたって調べていたところ業務で扱ってきていたくせにいまさら、衝撃の事実が発覚しました。
実際のiPadユーザーの皆様は周知の事実かもしれませんが、iPadが「ノーマル」「Pro」「Air」の3シリーズ展開だったのを今回初めて知りました!
「mini」も入れると4シリーズだったりしますが、でも「Air」ってすでに無くなっていたのですね・・・(今後Air3が出るかもしれませんけど)
さて気を取り直して、こちらの記事では「iPad Pro 9.7インチ(Pro第1世代)」と「iPad 第4世代」と比較していきたいと思います。
多くのメディアで「iPad Pro 10.5インチ(Pro第2世代/現行機種)」や「iPad 第5世代(1世代前)」との比較記事があがっていますが、パソコンレンタル館ではどちらも取り扱いがありません。
これはしめたもの 他では見られないニッチな内容をお届けできてうれしい限り。
基本は比較表
よくある展開ですが、やはり表を作って比較してみましょう。
すべてのスペックを比較しても違いが見出しにくいので、特に気になった点を抜粋してみました!
スマートフォンの方は見づらいかも・・・申し訳ないです。
iPad Pro (Pro第1世代) |
iPad Air 2 (Air第2世代) |
iPad (第6世代) |
|
---|---|---|---|
発売日 | 2016年3月 | 2014年10月 | 2018年3月28日 |
CPU | Apple A9X | Apple A8X | Apple A10 |
メモリ | 2GB | ||
画面サイズ | 9.7インチ | ||
サイズ | 240×169.5×6.1mm | 240×169.5×7.5mm | |
重さ | 437g | 469g | |
Apple Pencil | 対応 | - | 対応 |
ディスプレイ | |||
耐指紋性撥油コーティング | 〇 | ||
反射防止コーティング | 〇 | - | |
フルラミネーションディスプレイ | 〇 | - | |
広色域ディスプレイ(P3) | 〇 | - | |
True Toneディスプレイ | 〇 | - | |
カメラ | |||
バック |
4Kビデオ HDビデオ(1080p、60fps、240fpsスロー) 静止画(12M) |
HDビデオ(1080p、30fps、120fpsスロー) 静止画(8M) |
|
フロント | HDビデオ(720p) 静止画(5M) |
HDビデオ(720p) 静止画(12M) |
参考「iPad Air 2 - 技術仕様」「iPad Pro (9.7インチ) - 技術仕様」「iPad (第 6 世代) - 技術仕様」
発売日を見ると大体2年の差がありますが、それに伴い順当にCPUが進化しているのがわかります。
しかしながらメモリはiPad Pro 12.9インチは4GBだったのですが、9.7インチモデルはすべて2GBで据え置きのようです(メモリについてはWikipediaを参考にしています)。
ディスプレイの性能の違いは?
本体のサイズについては大体同じですが、わずかながら最新のiPad 第6世代だけ厚みが増し、重さも増していることがわかります。
またディスプレイに用いられている技術も若干異なっているようで、iPad 第6世代だけ「反射防止処理」が施されていないように見えます。
こちらについては気になったため、実機にて映り込み具合を検証してみました。
次の比較画像をご覧ください。
わかりづらいので拡大しました。
ブラインドごしの外光を反射させてみましたが、これは・・・手段としていまいちだったかもしれませんが、違いがわかりますか?
これ以外にも自分の顔を近づけたり、蛍光灯で写り込み具合をチェック、比較してみましたが、私には正直なところ違いが判りませんでした。
仕様的にはディスプレイについては完全に劣化…のはずですが、「ごく普通に」使う分には、違和感を感じることは無いと思われます。
性能差を大きくせずに価格だけを抑えるというこの神調整は、Appleが相当努力をした結果なのかもしれませんね。
Apple Pencilの描写の違いは?
Pencilの書き心地についても検証してみました。
動画を撮影してそのまま載せましたので、回線に余裕がある方はご覧ください。
約45MBあるためモバイルの方はギガに注意してください。
右がiPad 第6世代、左がiPad Pro 第1世代です。
どうやらiPad Proの第2世代ですと「120Hzリフレッシュ対応ProMotionテクノロジー」という技術が使われており、Apple Pencilによる描写もぬるぬるといった感じらしいのですが、パソコンレンタル館にあるiPad Proは第1世代です!
iPad Proの第1世代とiPad 第6世代との比較ですと大きな違いが無いように感じました。
線の描写以外にも、適当にドラ〇もんなどを書いてみましたが、精細なタッチが不要なドローイングでは、ストレスを感じることは一切ないのではないでしょうか。
ちなみに意外と忘れがちですが、iPad Proは「4スピーカー」です。
音による表現力が段違いですので、ヘッドフォンなどを使わずに音楽やゲームを楽しみたいという方は、iPad Proがおすすめとなります。
余談ですが、弊社では扱いがないですが、10.5インチのiPad Pro(第2世代)は、性能と価格のバランスが取れたモデルなんだな、と今回調べてて思いました。
まとめ
普段からワコム製タブレット、液タブを使っている人は、ちょっと、いやかなり書き心地に違和感があるかもしれませんが、とりあえずPencilが使えればいいということなら、iPad 第6世代は強くおすすめできるモデルだと思います。
執筆時なら学割もあるようですし、適用される学生さんにはかなり良いと思います。
興味がある方はぜひ学生のうちにPencilとセットで手に入れましょう。
学割が効かなくても、価格が控えめで手を出しやすく、これまでのiPad Proは高すぎなんだよな~、と思っていた人にも、もちろんおすすめできます。
春は新しいことが始まる時期ですし、勢いで買ってしまうのも当然「あり」でしょう。
とはいっても「やっぱり使ってみないとわからない!」という方は、ぜひパソコンレンタル館でiPadを借りてみてください。
購入すると税込40824円からですが、レンタルなら税込3800円からですよ!
以上、iPadを検討されている方に少しでも参考になっていれば幸いです。
iPad 第6世代のレンタルはこちら
iPadとAndroidタブレットのレンタルはこちら
タブレットレンタル