今週の今日から俺は!!が完全にクローズZEROでした。
これをポルナレフ風に言うと、
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 今日から俺は!!の第3話を見ていたと思ったら いつのまにかクローズZEROを見せられていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… パロディだとかリスペクトだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…(AA略)
ということになります。
まさか1時間ほぼすべてあの雰囲気で進むとは…
もうこのドラマの感想は書かなくてもいいかと思ってたんです。
だって前回の時点で流し見しまーす!真面目に見ませーん!って宣言したし。
けれど第3話については感想を書かざるを得ない。だって本編がほぼすべてクローズZEROだったんだもの。
第1話でゲストの小栗旬が出てきたときにはクローズZEROのオマージュであろう小ネタがいくつかありましたけど、第3話は雰囲気から話の構成やらカット割やら意識してるだろ感がすごい。
もともと、原作でも最凶の開久高校と謳われている極悪なヤツらと喧嘩をする話になるといつものギャグパートは控えめなんですけど、そこらへんはドラマ版でも踏襲されているみたいで。
だもんで、喧嘩シーン多め、シリアスパート多め、かつ高校生が主役の話が映像化されるとまぁクローズZEROっぽくもなるよねぇ…と。
とはいえ、源治(小栗旬)が主役だった『クローズZERO&クローズZERO2』というよりは、いろいろとガッカリだった『クローズZERO EXPLODE』寄りのテイストではあるけれど。柳楽優弥も出てたしね。
てことでクローズZEROシリーズが好き(ただしEXPLODE、テメーはダメだ)なカザマは第3話はついつい見入っちゃう要素が多めの回でした。
まぁ、相変わらず伊藤と京子ちゃんのイチャつきシーンとかは舌を噛みちぎりたくなるほどクソ寒いんですけど、変にシリアスパートまで茶化されなくて良かったなというのが素直な感想ですかね。
これはもう散々言ってることなんですけど、やっぱり福田節(笑)が前面に出しゃばってくると途端につまらなくなるんですよね。でも今回くらい控えめのギャグシーンであれば原作の雰囲気も壊してなくて全然あり。福田節とかいうただの悪ふざけが抑えられているだけでここまで見れるもんかと、また新鮮な驚きを与えてくれた第3話でした。
細かいとこをいろいろ言うなれば
全体感としては今回はなかなか満足度の高いものでした。喧嘩のシーンも結構カッコよかったし。
そのうえ、理子の可愛さがかなり際立っていた回でもあったんじゃないでしょうか。原作の理子はかなりマビー(かわいい)女ですが、その片鱗がちょっと感じられたのはなかなかの収穫。
とはいえドラマ版の理子はまだまだブリっ子感が拭えませんが。(もしかして80年代のアイドルを参考にした演技なのだろうか?髪型からして松田聖子あたり?)
しかしまぁ惜しいところもやっぱりあって。まず三橋と片桐のタイマンを邪魔しに来た佐藤二郎、およびムロツヨシを始めとする教師軍団のくだり、あれいる?絶対いらないでしょ。シリアスパートにまで無理やり出す必要ないでしょ。
この無駄なシーンを削ってそのぶん開久高校のキャラにスポットを当てたシーンを増やすだけでキャラの魅力がグッと深まって最後のタイマンシーンがさらに映えたんじゃないかなぁと思うんですけど、そこらへん見てた人はどう感じたんでしょうか。
あとムロツヨシは腐ったミカンのくだり気に入りすぎだろ。絶対に賀来賢人が笑ったのに味占めたぞ。
さらに言えば金髪の賀来賢人がもうはじめしゃちょーにしか見えない。風呂を泡だらけにして炎上しそう。ゴルフクラブをへし折って大炎上しそう。
ということで、今回も思うところはいくつかありましたが、とりあえずこれまでの放送のなかでは一番おもしろかったです。
はい。こんな感じで。あまり長くなりすぎてもアレなので第3話の感想はサラッと終わろうと思います。次回はまたギャグパートのようです。あまり期待せずに待ちましょう。
それでは。