なぜこんなに怖いものに引き寄せられるのか。
小学生二年生の時に、 だだ広いほのくらい、 図書室の中でするすると ある一冊の本に引き寄せられた。 黒猫。エドガアランポー 黒い背表紙にどろ暗い悪がすみついた 黒い曼殊沙華のひときわ目立つ本。 開いてみた。パンドラの箱のように、 めくるめく物語。 幸せに暮らしていた黒猫とおばあさん。 殺されて身ぐるみ剥がれて 猫と一緒にコンクリートで 塗り壁された。 怖い効果音。 なんか音利いてるな。 なぜにこんなに怖いものに 引き寄せられてしまうのか。 ほんと知りたい。 けつしてこんな目に遭いたいわけでは 決してないし。 誰がこんな目に遭いたいわけ。 わたし決してないしないと 約束するけど なんなんかな。 ただ見てるだけのようで まだ引き寄せられるもん ましになつたな。 思うのは、 いま図書館いつたら 普通の背表紙の ビートたけしの本に引き寄せられます。 まああの人も怖いな。 本の中身は前よりましそうだけど。 前の奥さんからギャーと。 お金はやっと。 うちの奥さんコワクテゴメン。 まあほんとに怖いものに引き寄せられたの また今度書きます。エドガアランポーが その図書館で一番有名だつたかな。 |
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