コビトスルヒト

2歳のコビトが生息しています

動物園 遠足◆教育と体罰

今月に入り、オーストラリアで子育て中の友人が子ども2人を連れて一時帰国中です。

学生時代からの友人で、家が近い事もあり沢山遊ばせられて良い刺激になってます。

 

3歳の長男君と1歳の次男君、

息子は2歳なので'だんご3兄弟"のようです。

 

先日、支援センターの企画で

"動物園に行こう!"というものがあったので一緒に行ってきました。

 

帰りはクタクタになりましたが凄く楽しく充実。

 

楽しかった思い出話は置いといて、

ちょっと気になった光景があり、その光景を見てモヤモヤが止まらないのでここに書きます。

 

 

動物園には"ふれあい広場"(って名前だったかは忘れましたが…)という"小動物と戯れることが出来る場所"があります。

 

今の時期は遠足が多く、沢山の小学生、幼稚園保育園児がいました。

 

モルモットを抱っこ出来るコーナーは、四角く囲まれた長椅子があり、そこに座ってモルモットを抱くことができます。

 

どこかの小学生1クラスの生徒が椅子に座り、モルモットを抱いては隣は回し、抱いては隣へ回しと抱っこを楽しんでいました。

 

私と友人はその様子を見て、

「モルモットも大変だねぇ…」なんて話をしていたんです。

 

丁度その時、目の前にいるクラスの先生(らしき人)が

「早く!ちゃんと持って!早く!」

と怒り気味に大きな声を出しているので目をやると、言われている男の子(大人しそうな子)は明らかに触りたくない様子でした。多分モルモットが苦手なんでしょう。

渡そうとしてくる先生になかなか手が出せず.ちょっと立ち上がってしまっていたし(逃げ出しそうな感じに)、もう表情が引き立っていたので。

 

学校の遠足なので時間配分もあるだろうし、小学生なのでパッパとやらないとふざけ出す子がいたりとのんびりしていられないのかもしれませんが、先生が「早くして!!!」と言って渡しました。

 

するとその子はパッと手を退けてしまったんです。

 

結果、モルモットは落下。

可哀想なモルモット。

 

先生は怒ります。

「なんで落とすの!!!モルモットだって生きてるんです!!!可哀想でしょう!!!可哀想〜!!!」

最後の"可哀想〜!!"の言い方が、子供同士の喧嘩の様な言い方(◯◯ちゃん可哀想〜!せーんせいに言ってやろ〜!風な言い方)だったので、

"?!?!"となり、私と友人は顔を見合わせました。

 

すると怒ってる先生と生徒の元へ違う先生(らしき人)が凄い剣幕でやってきて、

「なんでそうゆう事するのよ!!!」

と怒り、男の子をドンっと両手で肩を押し椅子から突き落としたんです。

そして、

「もうこっちに顔を見せないで!!!あっち向いてて!!!」

と言って、向かい合っている椅子に背を向けて座る様に指示しました。

 

…これって教育なんでしょうか…。理解できませんでした。

普段の生活態度などを知らないし、その時の瞬間しか見ていないので、もしかしたらそこまでする理由もあるのかもしれませんが、かなり衝撃でした。

反発する訳でもなく、悲しそうに背を向けて座る男の子。

 

たしかにモルモットは可哀想だし、

動物を優しく扱うことを教えるのは教育だと思いますが、

明らかに触るのを嫌がっている子に焦らせながら渡して、落としてしまったら怒り(怒り方もなんか変)、

その場に居なかった先生までも怒りにきてど突いて輪から出すってのはどうも納得できませんでした。

んんんん…