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【芸能・社会】

ケツメイシ、初ドーム公演完遂 来春からの全国ツアー開催も発表

2018年10月29日 紙面から

初のドームライブで熱唱するケツメイシ=埼玉県所沢市のメットライフドームで(稲岡悟撮影)

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 4人組ヒップホップグループ「ケツメイシ」が28日、埼玉県所沢市のメットライフドームで、メジャーデビュー18年目で初となるドーム公演の最終日を迎えた。2日間で計7万人を集め、リーダーの大蔵は「安心、安全、実績と信頼で何事もなく終わってホッとした。感慨深いものがある」と語った。

 ライブのテーマは「野球」。同スタジアムを本拠地にする埼玉西武ライオンズのチームカラー「濃紺」の帽子や背番号「18」を付けたシャツを着たファン3万5000人で埋まった。RYO(45)は満員の観客を前に「本当にお客さんが入るのか。柱の陰から観察していました。7000人しか来なかったらドタキャンしてやろうかなと…。ジュリー現象は避けられたようです」と昨今の鉄板ネタで笑いを誘った。

 ライブ後半に入る「トモダチ」の冒頭では、プロ野球の試合のように青と白のジェット風船がスタジアムを高々と舞った。また、24日に発売された2年ぶり11枚目のアルバム「ケツノポリス11」に収録曲も披露。中日新聞、東京新聞のCM曲でもある「僕らのくらしっく」や代表曲「友よ~この先もずっと~」など全23曲で盛り上げた。

 野球場でのライブを終えたRYOは「ぐるっと囲まれて見られている感じで。(漏らさないように)お股の『クラシアン』が必要でしたね」と、水道修理会社名を挙げるなど独特の表現で振り返った。来年3月からの全国ツアー「KTM TOUR 2019 荒野をさすらう4人のガンマン」の開催も発表。RYOは「殺陣を見せたかったので侍が良かったけど、ガンマンで。安心、安全、実績と信頼でいきます」と来年の抱負を語った。

◆リーダー大蔵、始球式裏話も披露

 リーダーの大蔵(42)は9月16日の西武-ソフトバンク戦で始球式を務めた時の裏話も明かした。横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)などで活躍した吉見祐治さん(40)から指導を受け万全を喫したものの、「終盤戦で天王山の試合でピリピリしていて…投げて後ろを向いたら89キロ。遅かった。でも(西武が)勝ってくれて良かった」と振り返った。また、交流のあるお笑いコンビ「アンタッチャブル」の柴田英嗣(43)もゲスト出演して盛り上げた。

 

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