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【プロ野球】

4番・誠也、3打点の活躍 仕切り直しの一戦で広島先勝

2018年10月29日 紙面から

広島-ソフトバンク 第2戦に勝利し喜ぶ(左から)野間、丸、鈴木(平野皓士朗撮影)

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◇日本シリーズ<第2戦> 広島5-1ソフトバンク

 広島とソフトバンクが日本一を争う「SMBC日本シリーズ2018」は28日、マツダスタジアムで第2戦が行われ、広島が5-1で先勝し、対戦成績を1勝1分けとした。広島は1回に鈴木誠也外野手(24)の適時内野安打で先制。3回に2点を追加すると、5回には再び鈴木の2点中前打で加点した。投げては広島先発のクリス・ジョンソン投手(34)が7イニング1失点の好投。第3戦は30日、ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームで午後6時30分から行われる。

   ◇

 一塁ベース上の鈴木が荒々しく、雄たけびを上げた。3点リードの5回1死二、三塁。バンデンハークのスライダーに反応し、中前へはじき返した。これぞ4番の仕事。貴重な追加点をもたらし、勝利を決定づけた。

 「甘い球をしっかり振れて良かった。チャンスでうまく対応することができました」

5回裏1死二、三塁、鈴木が中前に2点打を放つ。投手バンデンハーク、捕手甲斐(武藤健一撮影)=マツダスタジアムで

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 日本シリーズ先勝の立役者だ。初回は2死三塁から助っ人右腕の157キロにバットを当て、遊撃へ高いバウンドの適時内野安打。全力疾走で先制点をもぎ取ると、8回は嘉弥真から左前へ。4打数3安打3打点の大暴れで自身初の日本シリーズ猛打賞だ。

 「このシリーズに入って、全打席内容がいい。打席の入り方、考え方がいい状態。継続してやっていきたい」

 日本シリーズ第1戦は延長12回を戦い、2-2のドロー。得点は初回だけで、ソフトバンクの強力救援陣に封じ込まれた。今季順位はパ・リーグ2位とはいえ、昨季日本一王者の力は本物。試合前、鈴木も「強い。ピッチャーがいいですよ」と実感を込めていた。「みんな球が速い。150キロを超えるし、交流戦の時よりも速く感じます」。それでも2年ぶりに味わう大舞台の雰囲気は格別。練習中から「楽しい」と表情は明るかった。

 成長の跡も刻む。初出場した2016年の日本シリーズは6試合で打率2割2分2厘。苦い経験も糧とし、今年は「冷静に入れている。いい方向になっているのかな」と納得顔だ。

 若き4番はこの2試合で9打数5安打、打率5割5分6厘のロケットスタート。緒方監督も「バットがスムーズに出ている」と満足そうにうなずいた。

 30日からは敵地ヤフオクドームで3連戦。鈴木は「雰囲気にのまれないように、自分たちの野球をしっかりできるようにしたい」と結束を誓い、前夜が4時間30分超のゲームとあって「今日はスピーディーなゲームにしたかった」とほくそ笑んだ。1日の休息を挟んで、34年ぶり頂点まで一気に突き進む。 (杉原史恭)

 

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