最近、プログラミングに対する関心が高まってきているようですね。
小学校では2020年度にプログラミングが必修化されるというニュースもあり、「プログラミングをやってみよう!」と考える方が今後増えていくのではないでしょうか?
そんな中、「ゲームで楽しみながら、プログラミングの考え方(論理的思考力)について学びたい!」というニーズもあると思います。
あなたもそう考えていますか?
もしそうなら、早速朗報がありますよ!
「Human Resource Machine」は、決められた命令を使って様々な課題をこなしていくプログラミングパズルゲームアプリです。
私もたまたま見つけてプレイしてみたのですが、なかなか歯ごたえがありますよ。
面白いのでぜひ広めたいと思いましたので、今回の記事で紹介させていただきます。
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Human Resource Machine
Human Resource Machineは、簡単に言ってしまうと擬似的にプログラミングをするパズルゲームです。
あらかじめ決められた命令(inbox/outbox/add/sub/jumpなど)を使って、ステージ毎に与えられている課題を満たすようにプログラミングしていきます。
ちなみに、有料アプリでお値段は600円。
それぞれの課題には、サイズ目標とステップ目標というものが設定されています。
サイズ目標は、指定されたサイズ(行数)以内でプログラミングすると達成。
ステップ目標は、指定されたステップ数以内でクリアすると達成となります。
普通に課題をクリアするだけならそれほど難しくはないかもしれませんが…。
プログラムをそれぞれの目標が達成できるように最適化しようとすると、なかなか難しくなってきますよ。
まさにプログラミングに必要な論理的思考力が試されてきます。
ゲーム画面
それでは、Human Resource Machineのゲーム画面を早速見ていきましょう。
オープニング画面。
会社が舞台になっています。
あなたは、この会社の社員になって、各年(Year)毎に出される課題をクリアしていくことになります。
セーブデータ画面。
セーブデータは3つまで保存できそうですね。
私は初めてなので、一番左に新規データを作成しました。
ステージセレクト画面。
ステージは年(Year)とタイトルで表されています。
ステージ1(Year 1)のゲーム画面。
左側にあるコンテナ(数字や文字)を、右側に全て移すという課題です。
チュートリアルのようなステージなので、これはさすがに簡単ですけどね。
inboxとoutboxを交互に3回分ドラッグアンドドロップしてプログラムを組みます。
すると、以下のような感じになりますよね。
1. inbox
2. outbox
3. inbox
4. outbox
5. inbox
6. outbox
これを実行すると、無事に課題をクリアできるはずです。
クリア後の画面がこちら。
最初の頃は特に難しくはありませんが…。
ステージが進むにつれて徐々に使える命令が増えていき、課題の内容も難しくなっていきます。
前述した、サイズ目標とステップ目標をクリアしながら進んでいこうとすると、なかなかの難易度になりますよ。
最初はとりあえずクリアすることだけを目標にして、後でじっくりとアルゴリズムを考えたほうが良いかもです。
例えば、ステージ14。
この課題、最初は素直に解いてみたところ、サイズ目標とステップ目標を満たせませんでしたね…。
その後、どうしたらもっと効率良く解けるのかと試行錯誤した結果、今度は目標を達成!
効率化のために、ちょっとした工夫が必要になるということなのですね。
果たして、あなたはこのステージを10行以下、34ステップ以下で解けるでしょうか?
ぜひプログラムの構成を考えてみてください。
このゲームで扱う命令は、実際のプログラミングで言うとアセンブリ言語に似たような感覚です。
日頃からアセンブリ言語に慣れ親しんでいる方なら、比較的簡単に最適化できるのでしょうね。
でも、アセンブリ言語にあまり慣れていない私としては、最適化するのがなかなか大変でしたよ…。
このアプリで出される課題をスラスラクリアできるようなら…。
あなたにはプログラミングの才能があるのかもしれませんね。
ぜひ実際のプログラミング言語にも挑戦してみると良いですよ!
まとめ
今回の記事では、プログラミングパズルゲームアプリ「Human Resource Machine」について紹介してみました。
Human Resource Machineは、プログラミングに必要な論理的思考力を試すのにうってつけのゲームアプリではないでしょうか?
サイズ目標・ステップ目標をクリアしようとすると、アルゴリズムの最適化が要求されますので、その難易度はかなりのものになりますよ。
プログラミングに関心がある方はもちろん、じっくりと頭を使って問題を解いていくパズルゲームアプリを探しているのなら…。
このHuman Resource Machineは非常にオススメできます。
もしよかったら、あなたもぜひ挑戦してみてくださいね!
果たして、あなたは何問解けるでしょうか?
書いた人: 鈴木俊吾(すずしん)
フリーランスのライター・ブロガー・プログラマ。
私の詳しいプロフィールについては、プロフィールページを参照してください。
Twitter: @suzushin7