「選挙? 意味ねーじゃん!」なあなたへ。選挙不参加のデメリットと参加方法3点をまとめてみました

統一地方選、終盤にさしかかってきました。

この週末、2015年4月26日(日)には、市長選・区長選(東京特別区)・議会議員選が行われます。

支持したい候補がいなくても投票しましょう。

不参加には、多大なデメリットがあります。

せめて、参加したうえで、候補者や選挙制度にNoを言うべきです。

参加すべき理由と「イヤだなあ」と思う人のための参加の方法を、3点、まとめてみました。

1.民主主義は「参加することに意義がある」

民主主義は、全体を代表する大多数の参加を前提とした仕組みです。

効率が良いとはいえず、手続きも、いちいち面倒くさく、自分の意思が必ずしも反映されるとも限りません。

民主主義でものごとを決定する仕組みである「多数決」が有効に機能する前提は、少数意見の尊重です。

しかし現在の日本で「少数意見の尊重が十分に行われている」と感じているマイノリティは……たぶん、いないでしょうね。

非効率、面倒くさい、自分の意見が通らない可能性も高く、そのうえ日本では本来の運用もされていません。

それでも、参加すべきです。

参加することによって、はじめて、

「もう現状でいい」「このままでもしかたない」「どうでもいい」

と思っているわけではない人々の存在を、数として示すことができるのです。

無効票を投じるためにだけでも、投票しましょう。

むろん、参加する方法は投票だけではありません。パブコメ送付、議会傍聴など数多く存在します。

でも投票は、「誰を立法の場にふさわしいとするか」という重大な意思表示の機会です。

「候補者の誰もふさわしくねーよ!」でかまいません。

参加して、その意思表示をしましょう。

参加しなければ、「誰もふさわしくないと思う」という意思表示も出来ないうえ、

「もう、どうでもいいや、参加しても意味ないや」

と思っている人が一人、という事実を作ってしまいます。

「参加することに意義がある」は、「意義がないのは不参加」と同じことです。

「政治参加の仕組みなんて意味ねーよ」という事実は、多数の不参加によって作られるのです。

今ある政治参加の仕組みを失わないために、とにかく投票率を高めることには、それだけで意義があります。

2.当選しない候補者への投票でも、次点・次々点が選べるかもしれない

「どの候補者も、あえて選びたくはない」

という地域も多々あることでしょう。

候補者全部がイヤ、究極の選択となる場合は、その「究極の選択」の中で「少しだけマシ」を選びましょう。「これは超ひどい」という候補者ではなく「これはひどい」レベルの候補者が当選すれば、行政は「これは超ひどい」とはならず「これはひどい」にとどまる可能性が出てきます。

「支持したい候補者はいるけど、もう最初から落選が見えていて、投票する意欲をそそられない」

という場合には

「候補者がみんなひどい」

より、大いに救いがあります。

投票に行き、その落選見え見えの候補者に投票しましょう。

そういう人が少しいれば、当選はせずとも、次点・次々点・次々々点あたりには入るかもしれません。

すると、何らかの機会に繰り上げが行われて議員となってくれる可能性があります。

特に、その地方議会で議員の高齢化が進んでいる場合、ご寿命その他による繰り上げの可能性は低くありません。

落選しても、具体的な可能性を選んでいることになります。

非常に意義の大きな投票行為です。

3.どうしても無効票を投じたい場合には

まず、どこか・誰かを支持したことにならない確実な無効票となるように注意する必要があります。

「支持政党なし」という政党が存在して一定数の得票をしてしまった実績(参照:wikipedia「支持政党なし」)もあります。

今回の自治体首長・自治体議員選は、政党ではなく候補者を選ぶわけなので、「候補者の名前」にならない無効票とする注意が必要です。

「苗字だけ」「名前だけ」の記載でも、一致すると認められてダブりがなければ有効票となります。

彼氏・彼女・タレントの名前を書いて無効票としたい場合には、特に注意が必要です。

たとえば投票用紙に

「ゆかり」

と書いた時、念頭においていたのが「田村ゆかり」さんであっても、もし候補者に「カブトムシゆかり」さんが立候補していたら、カブトムシゆかりさん一票獲得、となります。

無難なのは、

・架空の物語の登場キャラ・武器などの名称

・歴史的人物(羽柴秀吉を除く←亡くなられましたけど)

・人名と解釈される可能性のない語句

「ウルトラマン」「マジンガーZ」「シャア」「ザク」「ハレ晴レユカイ」「聖徳太子」「卑弥呼」「XYZ」あたりは、確実に無効票になります。

もし能年玲奈さんが立候補していたら「じぇじぇじぇ」、半沢直樹(架空の人物ですが)さんが立候補していたら「倍返しだ!」は、開票時に立会人が頭を抱えることになるかもしれませんが、たぶん無効票になるでしょう。

そんなことを考えるのも面倒臭かったら、白票にしておけば大丈夫。

(でも私は、できるだけ、候補者の誰かに投票したほうがいいと思いますけど)

普通選挙という、素晴らしい権利。

使わなければ「あ、いらないのね?」と取り上げられてしまうことになりかねません。

だから、せっかくの権利は使いましょう。無効票の一票でも、参加しないよりはマシなんですから。

ツイッターで「#ウケ狙い無効票を晒す」と盛り上がるのも楽しそうです。

投票場で写真撮影できないのがネックですけどね。