こんにちは、ロクパパです。
我が家の長男ロクは現在2歳10か月。
だんだん口達者になってきて最近では色々な「うそ」をつくようになりました。
ちょこっとプロフィールにも書いていますが、私は元々大学で言語聴覚士になるべく勉強をして、国家資格も持っています。
そのカリキュラムの中には「小児発達学」が必須科目としてあり、子どものウソの段階も成長によって変化していくという事を学びました(※もう12~3年も前の話です)
実際に子育てをするようになり、その時学んだことが「あぁ~、そういや習ったなぁ~」程度にですが脳裏によみがえってくるようになりました。
今回は息子のつく「ウソ」から成長をみたというお話でございます。
【育児漫画】僕が嫌いなものはこういえば食べずにすむ!ハズ!
ロクの嫌いなものはお味噌汁
長男のロクに「嫌いな食べ物は?」と聞くと、「お味噌汁」と返事が返ってきます。
好きな具の時は少し食べてくれるけど、あまりお味噌汁自体を飲んでくれません。
たまに私たち大人が食事中におかずがいっぱいあり過ぎて手を付けていないものがあったら「あぁ、それ明日の朝に食べるからラップして取っておいて」と言う事があります。
それを覚えていたようで、食べたくないもの(特に味噌汁)について、「食べなさい」と言われると、
「これ、明日食べるから!」
と言うようになりました。
面白かったのは、「これ明日食べる、、、って言って、ロクは食べないんだ」と思いっきり戦略を白状していたところ。
いやいや、ダメじゃんそれw
子どものウソは年齢によってレベルアップする!!
3歳前後につくようになる最初のウソ
子どもはだいたい3歳ころになると嘘をつくようになりますが、そのほとんどが「罪逃れのウソ」です。
親から「やっちゃだめだよー」と言われていることをやってしまって、怒られないためについてしまうウソです。
我が家で最近多いのが、私たちが目を離している時に、次男君をつき飛ばしたりわざと転ばしたりしてとがめられた時に「やってない」と言い張るようになりました。
これって「自分がいけないことをやってる」という意識と「本当のことを言ったら怒られる」という認識があるから出来ることです。
2歳前半~中ごろではちょっと難しいのですが、3歳近くなるとこういう「否定のみのウソ」はできます。
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4~5歳でつけるようになる意図的なウソ
3歳までは「やったでしょ?」と言われて「やってないよ」と否定するだけのウソならできるのですが、意図的に嘘をつくのはまだできません。
例えば、
赤と青の2つの家のうち、青い家にウサギが隠れていることを知っている子供に、狼が「ウサギはどっちの家にいる?」と聞いたとします。
大人であれば、ウサギを逃がすために「あえて赤い家をおしえる」ことができますが、3歳位だとまだこれができません。
4~5歳になると、意図的に赤い家を伝えて狼をだまそうとするウソがつけるようになります。
6~7歳でつけるようになる人のためになる優しい嘘
小学校に通うようになると、人を傷つけまいとしてつく「思いやりのウソ」をつけるようになります。
英語ではホワイトライ(真っ白なウソ)と言いますが、せっかく作ってくれた料理がまずかったにもかかわらず、相手を傷つけまいとして「美味しいよ」といって無理して食べる、あれです。
4~5歳の頃の意図的につく嘘も「自分がこういえば、相手はこう思うな」と言うことが分かってつく嘘ですが、ホワイトライは相手を思いやってつくウソなのでさらに高度とされています。
こうやってウソの内容で段階があって、発達の段階によって変化していきます。
我が家の息子は意外と嘘には手が込んでいる気がする
教科書的内容になりましたが、もちろん個人差はあれど嘘に関する発達の流れは上記のような感じになるようです。
それにしても我が家の長男坊は2歳半くらいから結構手の込んだウソを言うようになった気がします。
一番最初に言い出した嘘はこれ↓
甘いわけあるか――――!\(^o^)/
指吸いの悪癖の正当化のために苦し紛れでついた嘘が、
「自分の指は甘い(からついついしゃぶってしまう)」と言うもの。
何故そう言えばOKだと思ったのか、、、なぞ。
まとめ
子どものウソを見ていると、(次男をつき飛ばしたりしたときはダメだけど)脳内で色々と試行錯誤しているのが見えて面白いです。
特に息子くらい(3歳前後)では、まだすんなりと表情にも出さずに嘘をつくのがむずかしいので、顔を見てればなんとなく何を考えてるのかはわかる。
今回は息子のつく色々なウソを見つけたので漫画にしてみました。
嘘をつけるようになるというのは、記憶力・想像力・そして知恵がないとできないことと言われていますので、3歳位になって徐々に嘘をつくようになったらその嘘の変化にもぜひ注目してみてくださいね。