徳島県鳴門市にある徳島ラーメンのお店「中華そば いのたに 鳴門店」に行ってきました。
鳴門市役所やポカリスエットスタジアムの近く、鳴門線鳴門駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
「中華そば いのたに」は、新横浜ラーメン博物館に出店して、「徳島ラーメン」を全国区にしたとされるお店です。店舗はこの鳴門店の他に、徳島市に本店、板野郡に北島店があります。
外観
歴史を感じる昔ながらの中華そば屋といった外観。駐車場は、店舗前に1,2台停められるスペース、道を挟んだ向かい側に9台ほど停められるスペースがあります。
道を挟んだ向かい側の駐車場はもう一箇所あります。ちょうど民家の両サイドに駐車場がある形になっていて、こちらは10台以上車が停められそうです。
有名店と知っていなければなかなか入りにくい感じですが、店前の駐車場にはタクシーが停まっていたりして、ドライバーさんも食べに来る地元に愛されているお店ということは伝わってきます。
店内
セットかと見紛うような、昔の食堂といった雰囲気の店内。たくさんの有名人のサインが飾ってあります。入って右には、長めのテーブル席が並んでいて、混雑時には相席が基本になりそうです。
入って左は、4人がけのテーブル席が2つと、奥に厨房・カウンターがあります。まずはこのカウンターで注文、支払いをするスタイル。訪れた時はお客さんが少ないからか、注文後に食券を渡されることはありませんでした。水はセルフです。
喫煙可のようですが詳細わかりません。
メニュー
メニューはわずかこれだけで超シンプル。逆にこれだけで長年やって来れたというのはすごいですね。期待してしまいます。持ち帰りもできるようです。
中華そば 肉入り(中) 650円
麺の上にのったバラ肉がインパクトのある中華そば肉入り(中)。これに生卵が入っているのが、まさに「徳島ラーメン」というイメージなんですが、今回はとりあえずそのままで。スープは茶系、麺は中細ストレート麺で、他にもやし、メンマ、ネギが具材として入っています。
別で食べた徳島ラーメンがそうだったので、ここも甘辛いスープなのかと思っていたのですが、脂の甘味が少し感じられるくらいの濃いめの醤油味。かと言って濃すぎるわけではなく、ついついスープを飲んでしまう感じです。
ライス(小)(150円)
そしてこれ、徳島ラーメンにはライスです。漬物が二切れついてきます。
これに、ラーメンのバラ肉を乗っけていただきます。バラ肉に染み込んだスープの旨味でご飯も進みます。パクパク食べてラーメンもご飯も一気になくなってしまいました。この組み合わせが推奨されるのも頷けます。いい感じにお腹が一杯になって満足感があります。うまかったです。
まとめ
訪れたのは日曜の4時頃の中途半端な時間でしたが、それでもポツポツとお客さんがやってきて、客足が途絶えない感じでした。見ていると食券売り場でまごつく観光客と、サクッと注文する地元の常連客が半々といった所。いいバランスです。
すでに書きましたが、徳島ラーメンは甘辛いと思いこんでいたので、こんなに美味しかったの?とちょっと驚いてしまいました。これは定期的に食べたくなるヤツです。思わず帰りに近所のスーパで発見した「金ちゃん徳島ラーメン」の5個パックを買ってしまいました。
中華そば いのたに 鳴門店
営業時間:10:30~19:00(売り切れ次第閉店)
定休日:火曜
駐車場有/喫煙可