NYで働く女性13名に匿名調査。「もし給料の30%がカットされたら?」
年収2万〜55万ドル、年齢や職業も異なるニューヨークの女性13名に匿名で調査を実施。給料の30パーセントがカットされたら? 万が一のことが自分の身に起こったら、彼女たちは一体どんな行動に出るのでしょうか?
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スポットライト
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たとえば年収が2万ドルの新人行政官の場合、「生活費を払えないから厳しいと思う」。年収が4万ドルの秘書をしている彼女は、「NYを離れて地元に帰らなきゃ」。ニューヨークはなんといっても世界で一番物価の高い都市の1つ。家賃ひとつをとっても、マンハッタンのスタジオタイプのアパートでも家賃は平均で2,900ドル……。30パーセントの給料カット、つまり年収が2万8,000ドルになってしまっては、生活を維持するのは難しいはず。
ところが、年収が10万ドルを越えると、その反応は一転。35歳、パラリーガルの女性は「贅沢をするのは控えなきゃいけないかもね。それくらいよ」と、涼しい顔。
さらに、年収が30万ドルを越えると、「プライドは傷つくけど生活に影響はない」。金銭面の心配はなく、むしろ自分の価値が正当に評価されないことに対して腹が立つよう。
給料の30パーセントがカットされたら、年収により反応は分かれるけれど、どれも納得できるものばかり。とはいえ、そんなことが実際に起こらないことを祈るばかり。
30パーセント分、2万2,500ドルを補い生活を維持するためには副業を始める必要があるそう。
“気前のいい人”にはなれないかもしれないが、元の年収が2,000万ドルであれば大した影響はないそう。
生活面に与えるインパクトは少なくとも、自尊心に大きな影響が。