昨日も日本酒まつりにうかがいました。

大好きなのし梅本舗の佐藤さんと、これまた昔から応援している、気鋭の日本酒造り手、wakazeの稲川さんという山形つながりのお二人のトークショーを無料できけるというので、午後半休とって、ぴゅーっとうかがいました。

いやー、佐藤さんのトークはもちろんですが、稲川さんのトークが刺激的でした。

wine樽熟成のorbiaを皮切りに、日本初のボタニカル日本酒(できあがった日本酒にハーブ類を入れるのではなく、仕込みの段階でいれるのです)、そして三軒茶屋に醸造所つきのレストランを開店させたwakazeの若き社長です。ここ数年の成長の目覚ましい会社。
まだうかがえていないのですが、その三軒茶屋でのどぶろくに定番はなく、48回別のレシピで仕込そうです。仕込み違いで飲み比べできるんですよ、胸高まりますね。

日本酒を世界に広げたいな、というぼんやりした思いではなく、ワインとの差を縮める、ワインに迫るという明確な目標で動いている稲川さん。出る杭は打たれるが、出すぎると打てない。力強く、輝いていらっしゃいました。


佐藤さん提案のペアリングはのし梅をのせたチョコレート味の羊羹にwakazeのワイン樽発酵酒luna。貴腐ワインのような煮詰めたフルーツの甘味、酸味が特徴のお酒です。
稲川さん曰く、梅の酸はクエン酸、lunaの塩麹発酵とクエン酸なので科学的にもあうペアリングなのだそうです。おお!


ボタニカル日本酒のsora。国産材料だけで作られ安心なだけでなく、ほんと日本酒とハーブだけで甘味料とか一切使っていないので、リキュール系と比べでヘルシー。三軒茶屋のお店では買うこともできるそうな。
気になっていたのが、その酒粕。ハーブもいれてるし、どんな味ですか?と尋ねると、やばいくらい美味しいそうです。ですよね!今後販売もするそうですので、楽しみです。

他、面白かったのがwakazeでの試作方法。ボタニカル日本酒などの試作は実際に作るのではなく、数値によってお酒集めてブレンドし、そこにボタニカルとか入れて試してみるのだそう。なるほど、数値狙って作れるし、なんとも科学的、現代的なやりかた。そんなwakazeの新作のテーマはなんとお茶!四国の黒茶は乳酸がでるので、酒造りにかかせない乳酸をなんと黒茶を煮出して造ってしまい、さらにほうじ茶でスモーキーさを出すのだとか。


発売前のお酒を飲ませていただきましたが、ドライな白ワインのようでいつつきれがあり、ハイビスカスの酔い香りもして。
お茶の要素があるので、ホットにしてもいい、熱燗にしても美味しいというのも納得。いやー良かった!

この場で決まったのが、三軒茶屋のお店でだすスイーツに佐藤さん作が加わること。そしてwakazeの世界進出第一弾、パリ蔵にも佐藤さんがうかなうということ。いやー、わくわくが止まらない刺激的な対談でした。

三軒茶屋のwhimに早く行かねば。