徹底した取材姿勢すごいこと!!
真実を追求する姿に拍手
お笑い芸人でもあるおしどりマコさん・ケンさんは、2011年3月に福島原発事故が発生して以来、精力的に原発のことを取材してきました。東京電力の記者会見への出席回数は最多を誇る。会見では鋭い質問を執拗に浴びせかけ、隠された情報を引き出します。福島現地にも足しげく通い、住民の健康悪化が心配される6年目の現実を見つめながら、「芸人のくせにに場違いだ」という批判をものともせずに、真実を明らかにしようという気迫・行動力は、まさに、ジャーナリストと呼ぶにふさわしい二人である。
1日、新座市で開かれたおしどりマコ&ケンの原発事故取材報告を聴いて改めてお二人の徹底した取材姿勢、真実を追求する姿に拍手を贈ります( ^^) _U~~
◇東京から脱出する人々を報じなかったメディア
2011年3月、新幹線の東京駅などは東京から脱出する人々で大混雑していた。テレビなども何社も取材していたが、放送はされなかった。テレ朝の人が証言している
◇事故後も上がる白煙の謎
原発事故後も1~4号基から上がり続ける白煙。東電の記者会見では誰も聞かなかった。東電は水蒸気と回答。含まれる放射能の回答はなんと3か月後。11年7月時点で毎時10億ベクレル。これはメディアでも大きく報道される
◇事故処理にあたる作業員の被ばく線量
爆発後も水蒸気を空間にずっと放出していた。11年3月はなんと毎時800兆ベクレル。事故処理にあたる作業員の被ばく線量を公表するよう東電に求めたが個人情報を理由に拒否されるが、関係省庁に取材、この件は個人情報に該当しないことを確認。執拗に東電に公表を迫った結果、公表されるようになった。
◇東大の御用学者
東大教授の中川恵一氏は2011年7月、対談で事故を起こした福島原発からは放射能は空間に放出されていないと明言。この人は東電の御用学者で低レベル放射能は健康に影響しないと各地で講演している。
◇運動部と文化部
甲状腺がんの疑いの子どもは183人。学校の校庭利用は空間線量が3.8μ㏜以下ならOKという通達が文科省から出される。校庭の土の線量ではない。野球部員などはヘッドスライディングもする。福島のお母さんたちは運動部と文化部所属の健康調査結果公表を求めているが県は応じない
◇農民の被ばく対策はなし
農作物への放射線量の規制は厳しいが、農作物を作る農民への被ばく防止規制は野放し。ゼオライトなどを撒き、セシウムを吸収し、農作物には取り込まないようにするがセシウムを吸収したゼオライトは農地に残る。このため農民の被ばくが進んでいる。すでに農民3人の甲状腺がん発症が確認されている
◇奇形の農産物
4つもの根を持つ玉ねぎ。まっすぐ育たないトマト。幹が伸びず、枝だけが横に伸びる、主幹欠陥という。植物の異常はいつ現れるか専門家は不明という
◇ドイツでは20m㏜は原発作業員の規制値
福島への帰還が始まった。安全といわれる20m㏜はドイツでは原発作業員の規制値
◇フランジタンクの再使用が始まった
毎日400トンも流れ込む放射能に汚染された地下水。既に貯蔵タンクは満杯。流出事故を起こし、解体が進んでいたボルト留めタンクの再使用が始まった。また流出が起きている。
などなどお二人が取材してつかんだこと。私たちが知らない事実。マスコミが報道しないことが沢山聞けた講演でした。
◆日テレで2/5放送
2017年2月5日(日)24:55~25:50に、おしどり夫婦に密着したドキュメンタリー番組「NNNドキュメント’17 お笑い芸人VS原発事故 マコ&ケンの原発取材2000日」が日本テレビ系で放送されます。私はビデオに撮ろうと思います。
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asaka_kichimondaiさん、こんにちは。
私は、3.11の原発事故後、自家発電と節電・節約を続けています。
これからも、ささやかながらエコに取り組んでいきたいと思います。
2017/2/4(土) 午後 1:51 [ ミネ通 ] 返信する