いざOSのアップデートやアプリの更新をしようと思ったときに、iPhoneのストレージがいっぱいになっていて更新ができないなんてことありますよね。使わないアプリや写真をコツコツ消しても良いのですが、「iPhoneストレージ」画面から効率よく不要なデータを削除する方法があります。
データ満杯なiPhoneを、素早くスリムにする機能がある:iPhone Tips
「設定」アプリから操作できます
Gallery: iPhoneストレージから容量を確保する | 3 Photos
容量がいっぱいになるとアラートが表示される
iPhoneのストレージが残りわずかになっていくると、「設定」アプリを起動した画面で、ユーザー情報の真下にアラートが表示されます。まずは「iPhoneの空き容量が残りわずかです」と出るので、この段階で気づいたら、早めに対処しておきましょう。さらに、iPhoneのストレージが一杯になってしまうと、アプリのインストールやOSのアップデートが行えなくなります。この状態まで来ると「iPhoneのストレージがいっぱいです」と表示されます。
また、実際にアプリをインストールしようとすると「~をインストールできません」といった画面が表示されますね。アプリの更新を行おうとした場合でも、こうした表示が現れるので注意が必要です。
▲ストレージ不足の際に設定画面に表示されるアラート(左)。同じくポップアップウィンドウで表示されるアラートの例(右)
「iPhoneストレージ」から無駄なデータを整理できる
根本的な解決にはなりませんが、その場しのぎとして必要なストレージを確保するなら「設定」アプリからストレージを確保する方法がおすすめです。まず「設定」アプリを起動し、「一般」から「iPhoneストレージ」をタップします。ここの「おすすめ」欄にストレージを確保するためのメニューが表示されますので、用途に応じて活用しましょう。
例えば「非使用のアプリを取り除く」という項目を使用すれば、使用頻度の少ないアプリが無駄に占有しているストレージを有効に活用できます。
また、「iCloud写真」をオンにすると、全ての写真とビデオがiCloud上に保存されます。クラウド上には本データが保存され、端末には圧縮したデータが残るので、端末のストレージを節約できるという仕組みです。
ただし、アップロードに時間がかかるので、こちらの操作はスケジュールに余裕がある際に行いましょう。
ビデオを撮り溜めている場合には、「自分のビデオを再検討」という項目が表示されることがあります。これをタップすると、不要な動画を選択して一斉に削除する操作が行えます。
▲撮影動画を削除するには、「自分のビデオを再検討」をタップし(左)、「このiPhoneから削除」を選びます(右)
まだ買い替えをせずに、今の端末にもう少し頑張ってもらおうという皆さん。今後ストレージが満杯になった際には、これらの機能を活用してみてくださいね。
ただし、あくまでその場しのぎでもあるので、外部ストレージやiTunesへのバックアップしたり、iCloudのプランをアップグレードしたりするなどの対策を忘れずに。