Adobe XDで文章校正を支援するプラグイン「テキスト校正くん」を弊社からリリースしました。無料で利用できます。

弊社では、VS Codeの拡張機能としても「テキスト校正くん」をリリースしています。
公開から2ヶ月で5,000インストールを超えるなど、大変多くの方に利用されており好評をいただいています。

そこでデザイン制作中にも、文章校正ができるよう、XDのプラグインとしてリリースしました。本プラグインを利用することで、画面内の文章を手軽に校正でき、クオリティを高めることができます。

実行中のデモ

「テキスト校正くん」でできること

XDのアートボード内の選択中のテキストに対して、文章校正を行います。チェック性能はVS Codeの拡張機能と同じく、一般的な文章のルールに沿って、主に以下のようなチェックを行います。

  • 「ですます」調と「である」調の混在
  • ら抜き言葉
  • 二重否定
  • 同じ助詞の連続使用
  • 同じ接続詞の連続使用
  • 逆接の接続助詞「が」の連続使用
  • 全角と半角アルファベットの混在
  • 弱い日本語表現の利用(〜かもしれない)
  • 読点の数(1文に3つまで)
  • ウェブの用語や名称の表記統一(Javascript→JavaScript、Github→GitHub等)
  • 漢字の閉じ方、開き方(下さい→ください、出来る→できる等)

インストール方法

1. 次のリンクからプラグイン(japanese-proofreading.xdx)をダウンロードしてください。

2. ダウンロードしたプラグインをダブルクリックしAdobe XDにインストールします。

STEP2.プラグインのインストール

3. 確認ダイアログが表示されるので、[インストール]を選択してください。

4. 以下のダイアログが表示されればインストール成功です。

利用方法

1. アートボードから文章校正を行いたいテキストを選択します。複数のテキストを選択した状態でも利用できます。

2. メニューバーから[プラグイン] > [テキスト校正くん]を選択します。

3. 文章校正が完了すると、校正結果がダイアログで表示されます。複数のテキストを選択した場合は、[閉じる]ボタンを押すと次のテキストの校正結果が順次表示されます。

Adobe XDのプラグイン開発について

2018年10月のアップデートで、サードパーティー製のプラグインが使えるようになりました。XDのプラグインはHTML・JavaScriptといったウェブの技術で開発できるため、ウェブのフロントエンドの知識があれば手軽に開発できます。

プラグインでは、拡張APIを呼び出すことで以下の処理を実行できます。

  • オブジェクトのプロパティ変更
  • キャンバスへのアイテム追加/削除
  • ユーザーアクションの自動化/拡張
  • 色々なファイル操作のサポート
  • ウェブ上の情報へのアクセス
  • 設定用のダイアログ表示

プラグイン開発の手順については、Adobe Creative Stationの記事で詳しく解説されています。

おわりに

目視のチェックでは、画面数が増えてくるとチェックに時間がかかり、見落とす可能性も高くなってしまいます。「テキスト校正くん」を使って文章校正の手間を軽減し、デザイン制作に注力してみてはいかがでしょうか?

プラグインは公式サイト「Adobe I/O」に審査提出しています。公式サイトでなくても配布が可能なため、先行してプラグイン「テキスト校正くん」を公開しました。今後もアップデートしていく予定ですので、機能追加の要望やフィードバックをお待ちしております。