小林圭
2018年9月27日3時0分
拡大する 行方がわからなくなっている五條堀美咲さん=大分県警提供
大分市の会社員五條堀美咲さん(26)が行方不明になってから26日で2年が経った。大分県警は事件に巻き込まれた可能性も視野に入れて捜査を続けているが、有力な情報は得られておらず、引き続き情報の提供を呼びかけている。
五條堀さんが最後に確認されたのは、2016年9月25日午後11時半ごろ。自宅アパートを訪ねてきた友人女性と会ったのが最後だった。SNSでは翌26日午前1時すぎに、複数の友人とやりとりをしたのが確認されたが、この日は勤務先に姿を見せなかった。
不審に思った上司や同僚がアパートを訪ねたところ不在で、行方が分からなくなった。同日、両親が大分東署に捜索願を出した。自宅の室内に争った形跡はなく、失踪の理由も見当たらないことから、県警は事件に巻き込まれた可能性もあるとみている。
県警は19日までに延べ1万7782人の捜査員を動員し、捜索を続けている。行方不明以降、「似た女性を見た」など191件の情報が寄せられたが、有力な手がかりは得られないままだ。今年5月には自宅近くの公園の池の水を抜いて捜索したが、行方につながる手がかりはなかった。
五條堀さんは身長149センチでやせ形。ポリエステル製でグレーのトートバッグ(横20センチ、高さ23センチ、奥行き17センチ)、使用していたスマートフォン「iPhone6s」も見つかっていない。
情報の提供は、大分東署(097・527・2131)へ。
県警の捜査員らは26日、JR大分駅や鶴崎駅などで通勤客らにチラシ約4500枚を配り、情報提供を呼びかけた。
五條堀美咲さん(26)が住んでいたアパート近くの市道でも、五條堀さんの父親らがチラシを配布。停車した車の窓越しにチラシを渡し、「まだ手がかりが見つかりません。お気づきのことがあればお願いします」などと呼びかけた。
報道陣の取材に応じた父親の主な発言は次の通り。
どうやったら娘が早く見つかるか、ということしか考えていない。(娘は)大分に引っ越す前には「頑張ってくるから」と言っていました。
(行方不明後に)娘のアパートをかたづけた時にはむなしさと言いますか、なんともいえない気持ちで帰りました。
望むのは早く見つけてもらいたいということだけ。(娘に関する)連絡が「ああ、今日もない」。そういう生活を2年過ごしてきました。一日も早く何かいい手がかり、情報があればいいと思います。
1番良いのは無事で見つかること。親が待ってやらないと誰も待つ人がいないでしょ。あきらめませんので、捜し続けたいと思います。何か情報があって、一刻も早く見つかるようにお願いしたいです。(小林圭)
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