こんにちはユレオです。
数あるブログがある中、当ブログ「魂を揺さぶるヨ!」を閲覧いただきありがとうございます。
本日の記事はブログ運営を行っている方に向けたお話しで、ブログ初級者から中級者に向けた内容となっております。
ブログ運営をそれなりに続けているとGoogleやYahooからの検索流入によりアクセス数が次第に安定してくるかと思います。
私は はてなブログでブログ運営を行っていますが、ブログを始めた当初は はてなブックマークからのアクセスがほとんどだったのですが、ブログ運営を半年ほど続けたところ、次第にGoogleやYahooからの検索流入の割合が増え、いつしかアクセス数の9割をも占めるようになりました。
こうした検索流入が増えてくるとブログ運営も安定してくるのですが、稀にアクセス数が大きく変動して不安定になることがあります。
アクセス数の変動は増えるときもあれば減ることもあり、それが長期に影響するのか短期の影響なのかはまちまちです。
こうしたアクセスの変動があった際に、「何故アクセスが増えたのか」「どういった理由でアクセスが減ったのか」ということを知っておくことは、今後のブログ運営で、不測の事態が起きたとしても冷静に対応出来るようになります。
本日は当ブログで起きたアクセス数の減少について、何が起きてアクセス数が減ったかの分析の過程をお話ししたいと思います。
【この記事の目次】
[表示]
- ブログ全体のアクセス数が減少したが、特に特定の記事へのアクセス数が減少していた
- Google Analyticsでアクセス数の減少の理由を調べる
- アクセス数の減少の原因は特定のキーワードの掲載順位が大きく落ちたこと
- 最後に
ブログ全体のアクセス数が減少したが、特に特定の記事へのアクセス数が減少していた
ブログ運営をしている毎日とまではいいませんが、頻繁にGoogleアナリティクスでブログへのアクセス数を確認されるかと思います。
はてなブログでブログ運営をしている方であれば、はてなブログの「アクセス解析」で運営しているブログにどれくらいのアクセス数があるのかを調べることが出来ます。
こうしたアクセス数や傾向を知っていると、普段と異るアクセスの挙動が起きた時に気がつくものです。
先日、当ブログはブログ全体のアクセス数が減少したため、何が原因なのかを調べて、原因を特定して対策を講じようと考えました。
今回どのようなことが起きたかと言うと、ブログ全体のアクセス数が普段の変動以上に起きて、アクセス傾向を調べると特定の記事のアクセス数が半分以下に落ちて、ブログ全体のアクセス数が1~2割ほど減少する事態となりました。
特定の記事はある日を境にアクセス数が右肩下がりとなります。
こうしたことがあった為、何故突然アクセス数が減ったのか、原因について調べて見ることにしました。
スポンサーリンク
Google Analyticsでアクセス数の減少の理由を調べる
①:アクセス数が減少した流入元がどこなのかを特定する
まずはアクセス数が減少した要因である「流入元」を特定することにから始めます。
これはGoogle アナリティクスで 集客>参照元/メディア で調べることが出来ます。
当ブログのアクセスの流入割合は95%以上が「Google」と「Yahoo」からの検索流入である為、調べるまでもなかったのですが、この二つからのアクセス数が大きく下げていました。
アクセス数の減少の主な要因は「Google」「Yahoo」からのアクセスが減ったことで起きている。
②:アクセスが減少しているキーワードを特定する
アクセス数が減少している記事はわかっているので、その記事への主な検索キーワードの掲載順位を調べることにしました。
特定の検索キーワードの掲載順位を特定するにはGoogle Search Consoleで 検索トラフィック>検索アナリティクス で調べることが出来ます。
これを見てわかったことは、明らかにアクセス数が減少した日にから、特定のキーワードの掲載順位が下がっています。
特定のキーワードの掲載順位が大きく下がり合計クリック数が減っている。
③:Googleから手動による対策でペナルティを受けているのではないか?
突然の特定キーワードでの掲載順位の低下が確認できたのですが、何故突然このように掲載順位を下げたのでしょうか?
もしかしたらGoogleの品質ガイドラインに抵触しており、その結果「手動による対策」がなされているということが考えられます。
Googleのガイドラインに抵触して低品質なコンテンツや良くない被リンクがあるとGoogleから警告が届き、ペナルティを受けます。
そういった「手動による対策」がなされてペナルティを受けているかどうかは、Google Search Consoleで 検索トラフィック>手動による対策 で調べることが出来ます。
上記のように「手動によるウェブスパム対策は見つかりませんでした」と出ていれば、特に手動によるペナルティを受けていません。
当ブログはGoogleの手動による対策を受けていない。
④:インデックス数の減少が起きていないか?
Googleの手動による対策を受けていないことが分かりましたが、念のためインデックス数が減っていないかも確認します。
インデックス数が減っていれば何らかのペナルティを受けて、Google検索で表示されない状態になっていわけで、インデックス数が減ることはブログ運営者にとっては一大事です。
インデックス数の減少が起きていないかを調べるには、Google Search Consoleで Googleインデックス>インデックスステータス で調べることが出来ます。
これを見る限りインデックスの減少が起きている様子は無く、Googleからペナルティを受けているようには見受けられません。
Googleによるインデックスの減少というペナルティを受けてはいない。
⑤:Googleの検索アルゴリズムの変更に伴う影響を受けたのではないか
Googleはそれぞれの記事に価値があるのかどうかを判断するために、「ペンギン・パンダアップデート」というものを導入しており、これらの検索エンジンのアルゴリズムの変更により過去これまで大きくアクセス傾向の変更が行われてきました。
詳細についてはこちらの記事で触れています。
こうしたアルゴリズムの変更により検索でユーザーがより調べたいものを調べれるようにGoogleが日々検索エンジンの改良を加えているわけですが、こうした影響を受けてアクセス数が激減したのではないかと思い調べることにしました。
Googleの検索アルゴリズムの変更があったかどうかを調べるには以下のサービスを利用します。
Google Algorithm Update Impact Analysis Tool - Panguin SEO Tool
Panguin SEO Tool で調べた限り、当ブログのアクセスが減少し始めたタイミングでなにか検索アルゴリズムのアップデートがあったわけでなさそうです。
今回のアクセス数の減少はGoogleの検索アルゴリズムの変更に伴う影響ではない。
アクセス数の減少の原因は特定のキーワードの掲載順位が大きく落ちたこと
ここまでつらつらとアクセス数の減少の原因を調べてみたわけですが、アクセス数の減少の直接の原因は「特定のキーワードの掲載順位が落ちたから」ということがわかります。
原因ははっきりしたのですが、問題は何故「特定のキーワードの掲載順位が落ちたのか」というところです。
掲載順位が落ちる原因というのは以下のような理由が考えられます。
- 記事の内容が古くなり、価値が下がってた。
- 相対的に他のライバル記事の質が向上して掲載順位が下がった。
- 記事の内容に問題がありペナルティを受けた。
- Googleのただの気まぐれ
今回の記事は掲載順位が下がった前後の日に記事の内容を書き換えるリライトを行ったわけではなく、情報としてはかなり新しい内容で、上記1~3のどの条件も当てはまりません。
特定のキーワードの掲載順位が落ちてアクセス数が大きく減少はしましたが、ブログ全体で言うと、それほど大きな減少には至っていないことから、4のアクセス数のバランスを摂るための「Googleのただの気まぐれ」ではないかと考えています。
このGoogleのアクセス数のバランスを摂る挙動については下記記事で詳しく触れています。
私は今回のアクセス数の減少が「Googleのただの気まぐれ」と考え、今回のアクセス減少に対して特に対応は行わないことにしました。
最後に
ここまで当ブログで起きたアクセス数の減少について、何が起きてアクセス数が減ったかの分析の過程をお話ししてきました。
今回アクセス数が下がった原因は「特定のキーワードでの掲載順位が下がった」ことが原因であることはわかったのですが、Googleよりペナルティを受けたわけではなく、またGoogleのコアアルゴリズムアップデートの影響を受けたわけではないこともわかり、原因の特定に至りませんでした。
しかし原因の特定が出来なかったというのは、「Googleのただの気まぐれ」という可能性が高く、原因が「Googleのただの気まぐれ」ならばブログ運営者にとってやれることはほとんどありません。
そのため今回は”特になにもしない”という結論に至りました。
特定のキーワードの掲載順位が下がったのは残念なことですが、ブログ全体のアクセス数が同じような割合で下がったわけではないので、一時的なものと考えてしばらくは様子をみたいと考えています。
合わせてお読みください。